大日本帝国海軍 大佐

海軍を象徴する男

階級は大佐。
呼び名もそのままで「大佐(たいさ)」

軍人らしくしっかりと鍛え上げられた無駄のない体躯。高い知性に加え、スマートで洗練された立ち振る舞いと爽やかさを兼ね備えた、イケメン士官である。

※呼び名が「大佐」となった理由は、階級を固定した当初から自然と定着したため。また「海」が存在する以上、他に適した呼び名が見当たらず、時代が変わっても階級名がそのまま固有の呼び名として定着している。
大佐1

西洋文化に触れた幼少時代

幕末、勝海舟に引き連れられ幕府が開設した長崎伝習所に通い、その後は榎本武揚のオランダ留学に随行。幼少期より本場の西洋文化に深く触れて育つ。
刻々と変化する幕末の動乱期においても、長崎や海外を拠点としていたため、比較的穏やかな日々を過ごしていた。しかし帰国後、大政奉還・王政復古の大号令と続く激動のなか、榎本武揚の側近にあった事から、当初は新政府ではなく幕府側に残る道を選択する。

やがて江戸城無血開城の折、新政府へ帰順。

その後は海軍兵学寮(後の海軍兵学校・築地時代)で学び、再び海外留学へ赴くなど自らの研鑽に力を注ぎ、創成期における日本海軍の発展に大きく貢献していく。

海軍の象徴として

海軍の中枢である海軍省や軍令部をはじめ、連合艦隊司令部、各鎮守府など、多忙に各施設を飛び回る日々を送る。また、他国と接する機会が多い海軍において外交官としての一面も担い、持ち前の高い語学力と洗練された身のこなしで「海軍の顔」「日本の顔」として各国との親睦を深めていった。その他、視察や駐在武官として海外に赴く事も多かった。

幾多の海戦においては、普段の物腰柔らかでスマートな佇まいとは一転、極めて凛々しい一面を見せる。自身が参加した「マレー沖海戦」では、画期的な航空戦術を展開し世界を驚愕させた。

もう一人の象徴

れっきとした「大日本帝国海軍」の象徴でありながら、もう一人の象徴である「海」の方がメインとして扱われがちな事に、少からず不満を抱いている(※存在としての格は対等かつ同格)。
大佐・海ともに「海軍の象徴は自分一人で十分だ」と考えており、メインの座を譲る気は毛頭ない。
同じ海軍でありながら意見が噛み合わない事も多く、互いに苦手意識を抱いている。このあたりは双方の性格的な相性も大きい。
ただし、リスク回避の意味合いから基本的には別々に配置・運用されるため、普段直接顔を合わせる機会は少なく、互いに伸び伸びと職務に励んでいる。

第二種軍装

メインビジュアルでは爽やかな白の「第二種軍装(夏服)」を着用(南方関連の任務が多い影響も窺える)。
当然ながら、季節や状況に応じて他の各種軍服や飾緒、格式高い礼装なども着こなしている。
大佐2

大佐モード

一人称は「私」。基本的には丁寧な「です・ます」調で話すが、不快感を覚えると一転して凄みのある鋭い表情に変わり、口調が激変する。
通称:「大佐モード」。
職務中の凛々しく隙のない状態も指し、勤務中は基本的にこのモードが発動している。周囲を圧する威厳と圧倒的なオーラが特徴。

〔例〕
戦車兵「あ、大佐さんの服にカレーの汁ついちゃいました~さーせん!」
大佐「おい…メット…貴様…(ずぉぉぉん)」といった塩梅であるw

また、「どうも。私ですが何か?」と言わんばかりの余裕と自信を前面に押し出す、筋金入りの自信家でもある。

戦後、そして現代

現代では海上自衛隊に勤務。階級は「1等海佐」(旧軍における大佐と同格)。
「大佐」という名前自体が階級に由来しているため、現代での周囲からの呼び名は「1佐(いっさ)」となる。

普段は地上勤務や艦隊勤務などを精力的にこなしている。
海自時代となっても「我が国の領海を守る象徴として自らが一番である」という自負は揺らがず、相変わらず態度は堂々としている。ただし、先人としての自覚から、海自に対してしっかり仕事を教え導く面倒見の良さも見せる。
大佐3

私生活と陸との同居

家事全般に関しては、海軍大佐・象徴として至れり尽くせりの環境で過ごしてきたため、あまり得意ではない(というか、やる機会自体がなかった)。
一方で身だしなみや服装に対するセンスは抜群で、「陸!海!空!」におけるファッションリーダー的存在である。

終戦後は陸軍こと「陸」と同居中。
住まいは工兵が施工を手掛けた、大佐の意向が反映されたモダンな洋風建築。他のキャラクターたちが頻繁に集まる賑やかな拠点となっており、1階には和室も完備されている。
(※同居に至る経緯は強制ではなく、互いの意思によるもの。かつて陸海軍の組織的な対立から距離が生まれる時期もあったが、大佐の絶妙な機転により決定的な破局に至る事はなかった。終戦直後も大佐からの歩み寄りがきっかけとなり、現在まで続く同居生活へと繋がっている。言葉にこそ出さないが、陸は心ひそかに感謝している)。

同居を開始してからは少しずつ家事をこなす機会も増えた。理数系には極めて強いはずなのだが、なぜか家電製品との相性が壊滅的に悪く、定期的に家電を買い替える破目になっている。得意料理はカレーと肉じゃが。それ以外の料理は成功率に波があるものの、舌が肥えているため成功した際の味は絶品。(※陸曰く「成功と失敗の振れ幅が極端すぎる」とのこと)。

車に関しては一応運転できるものの、元来送迎が付く立場だったため腕前は少々危うい(この点は海と同様)。現代でも職務上送迎車が付く事はあるが、基本的には同居人である「日本一安全なドライバー(陸)」の運転に頼る事が多い。
大佐4
軍帽を脱ぐ
大佐5
外套
大佐6
三種
大佐7
作業服(迷彩)
読了