大日本帝国海軍 航空兵(航空)

海軍のエースパイロット

海軍の航空部隊。階級は少佐。呼び名は「航空(こうくう)」。

航空機であれば大型機から艦上機まであらゆる機体を乗りこなすが、最も象徴的なのは「零式艦上戦闘機(零戦)」をはじめとする戦闘機である。(※零戦に搭乗することが多いのは、陸海軍を通じて最多となる約10,000機以上が生産された名機であり、何より「零戦のエースパイロット」という響きそのものが華やかで格好良いため)。
航空1

海軍の航空部隊として

初飛行こそ陸軍に先を越されたものの、英国海軍(センピル教育団等)を模範として独自の技術と洋上運用体系を急速に発展させた。
海軍は当初よりアメリカ海軍を最大の仮想敵国と見定めており、そのまま太平洋戦争へと突入。大戦緒戦においては、卓越した格闘性能を誇る零戦と熟練搭乗員たちの驚異的な空戦技術により凄まじい戦果を挙げ、一時「空の覇者」として世界を震撼させた。空母機動部隊による大遠征攻撃や陸上攻撃機による艦艇撃沈など、戦術的にも画期的な航空戦法を確立したが、その後の米軍の圧倒的な工業力と物量を前に消耗戦を強いられていく。それでも最期の瞬間まで死力を尽くして戦い抜いた気概は、海軍内でも屈指のものであった。
なお、大戦末期の本土防空戦においては、日本本土の防衛管轄が陸軍にあったため、海軍航空部隊でありながら陸軍の指揮下に入って共同で本土防空にあたることもあった。

飛行服

身に着けているのは海軍特有飛行服と航空帽。緑色の紐はパラシュートを装着するための「九七式縛帯(ばくたい)」である。また、洋上飛行および艦上運用が中心となる海軍航空の必須装備として「救命胴衣(ライフジャケット)」を着用している。
航空2

現代

戦後は、かつてのライバルであり戦友でもある元陸軍航空兵と共に、新生・航空自衛隊の設立と発展に大きく寄与した。
現在は航空自衛官であり、階級は飛行と同じく「3等空佐(旧軍の少佐)」。

所属も飛行と同じく「飛行教導群(アグレッサー)」。日々最新の戦闘機による戦技の研究・開発を行い、教導訓練に従事している。飛行と共に全国の戦闘機基地を巡回して研究成果を伝授し、実戦部隊の戦技能力向上に全力を注いでいる。

一人称は「俺」。
性格は飄々(ひょうひょう)としており、常に余裕を崩さないスマートな態度を保つ。無言でいようが喋ろうが自然と女性が寄ってくる屈指のモテ男であり、エスコートや扱いも洗練されているため尚更である(※当然、本人も自分がモテるという自覚がある)。地上にいる際は女性と歓談している姿が度々目撃される。一方、真面目で堅物な「飛行」からはそれを見るたびに「ハレンチだ!」と非難されるが、当人はどこ吹く風とばかりに鼻で笑ってあしらっている。(※ちなみに飛行も無自覚なだけで相当なモテ男である)。

一見するとチャラく見られがちだが、いざ任務となれば一瞬で表情が引き締まり(そのギャップがまた女性陣を虜にする)、圧倒的な操縦技術を誇る空のエースへと変貌する。軽薄に見えてその実、日本の防空に対する情熱は並々ならぬものがあり、きわめて献身的。
空自の創設にあたっては先行する旧陸軍航空部隊が中心となって動いていたが、過去のこだわりや対立にとらわれず「日本の空を守ること」を第一に掲げ、自らその枠組みへと合流。率先して海軍から飛び込み、陸海軍の壁を越えた新生空自の発展に大きく寄与した。
航空3
航空帽を脱ぐ
航空4
装着!
航空5
救命胴衣
航空8
第二種
航空7
大正
航空6
空自
読了