大日本帝国陸軍 航空兵(飛行)

陸軍のエースパイロット

陸軍の航空部隊。階級は少佐。呼び名は「飛行(ひこう)」

航空機であれば戦闘機から重爆撃機まで操縦しこなすが、最も馴染み深いのは「一式戦闘機 隼」をはじめとする戦闘機である。(「隼」に搭乗することが多いのは、伝説的な加藤隼戦闘隊の影響に加え、陸軍において最多となる約5,700機が生産された主力機であるため)。

※戦時中の作戦部隊である「飛行戦隊」等、陸軍航空において多用された名称に由来する。
飛行1

陸軍の航空部隊として

海軍航空部隊の派手な活躍に隠れがちとされる事もあるが、日本における航空黎明期を先導したのは陸軍であった。「日本初の動力飛行を成功させたのは俺たちが先だ!」と誇りと強い自負を抱いている。

元々陸軍航空はユーラシア大陸、主にソ連軍を仮想敵と見据え、満州を中心に大陸での防衛体制を整えていた。しかし太平洋戦争が勃発すると、海軍航空部隊の消耗に伴い海軍からの要請を受ける形で、想定外であった南方太平洋の戦場(島嶼戦)へ投入される事となる。見渡す限りの広大な洋上飛行は本来得意とするところではなかったが、急ごしらえの洋上航法訓練を課して克服し、海軍航空部隊とともに連合軍との激闘に身を投じていった。

一方、東南アジアのビルマ戦線においては卓越した戦闘能力を発揮。大戦末期に至っても、連合軍の高性能な新鋭機に対し、優れた操縦技術と高度な連携(チームワーク)で渡り合い、勝利を収めた。また、国家の防衛線である「本土防空」は陸軍の管轄領域であったため、最期の瞬間まで死力を尽くして日本の空を死守し続けた。

飛行服

身に着けているのは陸軍特有の「セパレート型飛行服」。緑色の紐はパラシュートを装着するための「九七式縛帯(ばくたい)」である。頭部には通信用レシーバーが内蔵された航空帽を装着している。
飛行2

現代

終戦後、再び日本の空を自らの手で守るため、米軍への働きかけや制度設計に奔走して航空自衛隊の発足に尽力。後に旧海軍航空兵の航空たちと共に、新生空自の礎を築き上げていった。

現在は航空自衛官であり、階級は「3等空佐(旧軍の少佐)」。
所属は航空総隊隷下・航空戦術教導団の「飛行教導群」。空自の中でもトップクラスの操縦技量を持つ選りすぐりの精鋭が集まる部隊であり、訓練では最強の仮想敵役を務める事から通称「アグレッサー(侵略者)」と呼ばれる。日々最新の戦技を調査・研究・開発し、年間の約4分の上1(約3ヶ月間)は全国の基幹基地を巡回して実戦部隊のパイロットたちへその技術を伝授・指導している。

一人称は「俺」。
性格は真面目でまっすぐ、かつ誠実。個人の突出した技量以上にチームワークと規律を重視する。
旧陸軍出身とあって、象徴である「陸」をはじめとする陸軍組とは今なお非常に仲が良い。特に「挺進兵(空挺部隊)」とは空自と陸自という組織の垣根を越えた大親友である。また、共に空自の発展を支えてきた同僚の「航空」とは、唯一無二の相棒となっている。
飛行3
航空帽を脱ぐ
飛行4
装着!
飛行5
縛帯外す
飛行6
昭五
飛行8
もふもふ
飛行9
大正
飛行10
昭和初期
飛行7
空自
読了