戦闘ノ骨幹
呼び名は「砲兵(ほうへい)」。階級は中佐。
大小さまざまな火砲を駆使し、「戦闘ノ骨幹」として戦うのが砲兵の使命である。
かのナポレオンも砲兵科の出身であり、大砲を縦横無尽に用いて戦場を支配した。そして第一次世界大戦を経て火砲の威力が飛躍的に増大すると、砲兵は一気に戦場の主役へと躍り出たのである。
圧倒的な大火力をもって敵を殲滅し味方を勝利へ導く姿から「戦場の女神」、あるいは「戦場の王」「戦場の神」と称えられる。
理系男子
一人称は「俺」。
圧倒的な大火力をもって戦場の勝敗を一変させる力を持つため、根はかなりの「俺様」気質。かつては「砲兵じゃなきゃ軍人じゃねぇ!」と公言して憚らないほど尖り散らかしていた時期もあった。
大砲の火力のごとき態度のデカさを誇る一方で、その本質はどこまでも精密かつ緻密。巨大な大砲を設計・運用するには高度な数学・物理の知識と精密な弾道計算が不可欠であり、砲兵自身も頭脳明晰な「理系男子」である。理系でありながら、巨大な火砲や弾薬を扱うため体格もがっしりとたくましい。なお、砲撃の際は気温・湿度・風向などの気象データが決定的な意味を持つため、何気に天気予報が得意という特技も持つ。
そして当然ながら、大砲に対する愛とプライドは人一倍強い。砲兵部隊には天皇から親授される「軍旗」※が存在しなかったが、彼らは大砲こそを自らの軍旗と見なし、戦場において最後の一人になろうとも砲撃を続け、大砲と運命を共にしていったのである。
※陸軍において「軍旗(旭日旗)」が授与されたのは歩兵連隊と騎兵連隊のみ。