ハロウィンイベント 2023 - その2-


続きです!!▼▼▼


 予選のルール

空自「さて!これから予選がはじまりますが、その前に……。チーム分けの結果を踏まえて、我ら3人(陸自・海自・空自)で協議をした結果、チーム『統幕』はシードとして、残りの6チームで、予選を戦っていただくことにしました!」

特科「結構、行き当たりばったりだな」
施設「2人というのもあるし、そもそも陸さんが強いからいんじゃね?」
普通「俺は異議なしだ。休んでいただきたいのと、チームメイトを思うと心労が計り知れない
機甲「そうっすね」

一同「(コクコク……)」

空自「特に異論はないようなので、これで進めさせていただきます!陸さんと海さんには予選の実況・解説など、ご協力いただければと存じます」

陸「俺は構わんが、海は役に立たないぞ」
海「終始失礼だな」

空自「では!早速予選のルール説明に移ります。海自どうぞ!」
海自「はい。それでは、説明させていただきます。予選では各チーム、1時間で『ハロウィンらしい料理』を作っていただきます。食材は色々と用意しましたので、何を作ってもOKですが、使える食材はサイコロを2回振って、出た目を合計した数までです。ただし、調味料や粉物はカウントしません」

特科「サイコロでかなり勝敗が左右されるな……」

海自「1時間経ちましたら、全員で採点し、上位2チームが決勝に進めます」
空自「それと、せっかくのハロウィンなので、仮装をしながら料理をしましょう!回転式ダーツを用意したので、ビューっとダーツを投げて、バシッ刺さったところに書かれている衣装を着てください!」

普通「またロクでもない衣装じゃないだろうな」
陸自「今回は料理がメインですので、仮装は控えめです……」




 各チームの食材の数と仮装

空自「それではこれから、サイコロとダーツを使って、食材の数と仮装をきめます!」
一同「オー!!

★ここは長くなるので、結果だけ!!★

▼▼結果はこちら▼▼
■『富士学校』…食材数6、ミニスカート
■『水機団へようこそ』…食材数7、陸軍らしい迷彩服
■『嫁姑問題』…食材数8、割烹着
■『イカスミ空カレー』…食材数4、忍者
■『磯野家』…食材数7、駅伝(ランニングと半ズボン)
■『宝の持ち腐れ』…食材数12、うさ耳とケープ

施設「うわぁぁー…おめーらの『ミニスカート』きっついわー…」
特科「俺は省け」
機甲「陸自が一番きっつい」
陸自「orz」

空挺「わ~い、陸警くんとおそろ~」
普通「実に、陸軍らしい迷彩パターンだな」
陸警「いやー『お仲間になった気分』 です」
海自「ならないで!!!

特科「てかよ、工の所、『嫁と姑』感がすげぇな」
機甲「つーか、息子がいなくないっすか?」
普通「『愛国婦人会』を思い出す……」

航空「ねぇ空自~普通のエプロンとかなかったの~?」
空自「エプロンよりカバーエリアが広いじゃないですか。いい感じです、グッ!」
飛行「全然テンションがあがんない」
施設「飛行、『ペアルック』で写真撮るぞ」

海士弟「おにーちゃん、腕出して鉢巻して、アイドルみたいな忍者だね」
海士兄「似合う?でもさー…警務さんの忍者が本物過ぎて怖いんだよねー…」

海士弟「(チラッ)真っ黒だね……」
海士兄「目を合わせただけで『クナイ』が飛んできそう」

機関「ところで、空自はなぜ『緑の全身タイツ』なんだ?背中に変なものを背負っているし」
空自「背中のは甲羅ですよ!これでも、れっきとした忍者です!『忍者タートルズ』です!イメージカラーはブルー。レオナルドですよ!」

機関「お……おう……」
空自「そういう機関さんも、なかなかどうして、『アレ』ですね」

特科「じじいが無理して駅伝に混ざるという、痛々しさを感じる。あと単純に短パンがきめー」
機関「お前が言えた義理か!!俺はこれでもズボンだぞ!」

海自「足と腕がすーすーするー…」
陸自「俺も足と股がすーすーする……」

海自「お前、ミニスカートだからって、微妙に内股にするのやめろよ……」
陸自「落ち着かないんだよ」

衛生「陸たま~!!似合いますぅ~?」
陸「お…おう……ウサギの耳のようだ」

1佐「そのままじゃないですか。まぁ褒める所がないということですね」
陸「いや……そういうわけではないが、お前たちどちらもフィットしているぞ」
海「サイズが合っている、としか言ってない」

空自「そういえば最後に、『執事』の衣装が残ったので、必然的に『統幕』チームに着ていただくことになりますが、いいですか?」

陸「そうなのか!」
陸勢「陸さん!(ミニスカ卒業)おめでとうございます!

海「執事とは使用人のことだろ?何をそんなに喜ぶのだ」
普通「陸さんがいかがわしい女装ではない、ということが重要だ」

海「多分、俺の運で外れただけだぞ」
一同「(それはそう……)」

衛生「でも陸たまの執事姿が見れるなんて、感無量ですぅ~」
陸勢「それもそう

海士兄「海さんも似合っちゃうんだろうなぁ~」
海士弟「だよねー」

機関「でも使用人とはかけ離れているが……」
陸警「あはは……」

海自「俺たちとのギャップよ……」
陸自「う…うん……(足もじもじ)」
空自「俺はコレ(レオナルド)、気に入っているけどね!!」




 各チームの作戦

■『富士学校』
特科「やっぱり俺たちのメインは『ソーセージ』だろ!!」
機甲「そうっすね」

特科「思いっきり気持ち悪い指、作ろうぜ」
機甲「いいっすね〜」

陸自「あの、ネットで検索したんですけど、パイ生地を『ソーセージ』に巻いたらミイラができるらしいですよ」
特科「女子力たけーな」
機甲「まぁ俺たち、スカート穿いているっすからね」

■『水機団へようこそ』
空挺「ハロウィンっぽいっていうことは、おどろおどろしくて怖い感じ?」
陸警「基本はそうなんでしょうね」

普通「しかし、用意されている食材の中で、そんなものはないぞ?普通に買って食えるものしかない」
陸警「あの……あくまでも一般的な食材を工夫して、おどろおどろしくするんです。以前ブラッディマリーで血液を表現したみたいに 」

空挺「それなら『コブラの血』とかいいね」
普通「そういえば、タイ軍が他国との合同訓練で、コブラの血の飲み方や、タランチュラ・サソリなんかの昆虫の食い方をレクチャーするっていうのがあったな」

空挺「ある意味ハロウィンっぽい?」
普通「どうだろうか。それを言ったら、昔のジャングルでの生存自活は総じてハロウィン状態になってしまう」
陸警「(……会話がとても不穏……)」

■『嫁姑問題』
航空「このチームは施設さんがいるから、盛り付けの器とか、装飾にもこだわったらいいと思うんですけど」
施設「おい、航空。そうやって俺を料理から外して、飛行と仲良く2人で『キャッキャウフフ』と、作ろうとか思ってんじゃねぇだろうな。不純だ!」

航空「ちょっとw料理を作るだけで、不純もなにもないですよ」
施設「飛行だって手先が器用なんだぞ。よし、飛行は俺と装飾しよう。クモとか作ろうぜ」

飛行「はぁ……それもやりますけど、メインは料理なんじゃ……」

■『イカスミ空カレー』
空自「もうこれは、チーム名通りに作るしかなくないですか?」
海士兄「まー、うん、いいんだけどー、煮る時間が少なくない?いやその前に使える食材が少ないよ」

空自「そこはほら!文明の利器、『レトルトカレー』があります!!」
海士兄「ええええ~~!!!」

空自「だって、鶏肉・イカスミ・ごはん・レトルトカレーで終わっちゃいますもん」
海士兄「僕のプライドがぁぁぁぁ」

空自「そこは、安心してください!ちゃんと『海自カレーのレトルト』を持ってきましたから」
海士兄「そういう問題!?」

■『磯野家』
海自「やっぱり、おにーさんはカレーでせめてきますかね?」
海士弟「とは思うけど、食材の数がねぇ……あと時間?」

機関「おい、俺たち『磯野家』こそ、カレーの本拠地だろ?他がどうあれ、カレーを作らねばならんのではないか?」
海自「そうですね。向こうは空自がいる時点で、空上げ臭がただよっていますから、邪道ですね」

海士弟「ただ、ハロウィンっぽいっていうのと、時間も考えなくちゃいけないからねー」
海自「では緑色のカレーはどうでしょう!たしか、掃海艇はつしまが『サグカレー』のレシピを出していました。参考に作りません?」

機関・海士弟「それだ

■『宝の持ち腐れ』
需品「食材をたくさん使えるのは有利ですね」
1佐「私のサイコロ運の賜物です」

需品「しかし、やけに『かぼちゃ』が多いように見えますけど……」
1佐「まぁ初戦ですから、ハロウィンっぽさをわかりやすく演出できる、こちらで勝負をしようかと思いまして」
衛生「カブじゃなくてよかった~~」

1佐「カブは追々……」
需品・衛生「追わないでください!!




 予選がはじまる!

陸「それでは、これから『ハロウィン料理競技会 2023』の予選を行いたいと思う。実況と解説は俺と海で行う」
海「うむ」

衛生「陸たまカッコイイ~~!!!!
陸勢「(拝む)」

海勢「(さすが海さんだなぁ……執事もクソ似合う)」

海自「実況席のビジュやべー……」
陸自「写真を撮る手が震える……(カシャカシャカシャ)」
空自「ちょっと甲羅が重すぎたかなぁ……」

陸「すでに、各チームは食材の選定を終えているので、今から1時間で料理を作ってもらう。いいか?」

一同「はい!!

陸「では海、タイマーのボタンを押してくれ」

海「開始。(ポチ)」




 予選、各チームの状況!

陸「さてはじまった競技会だが、各チームの様子をそれぞれ見ていこう」
海「面倒だ……」

陸「まずは『富士学校』チームだが、『富士学校』自体、陸上自衛隊の中核を担う、3職種の人材育成を行っている総合学校なので、チームワークに注目だ」

特科「戦車てめ!俺のソーセージを馬鹿にしやがったな!」
機甲「なんすか!俺のソーセージが陸の王者って言っただけっすよ!」

特科「はぁ!?おめーのソーセージのどこが王者なんだよ!」
機甲「ちょっと!!スカートめくらないでくださいっす!!」
陸自「あ……あの、ソーセージ違いが発生しているようですが……」

海「チームワークか……

陸「喧嘩するほ……いやいやなんでもない(←自分に跳ね返ってきそうなので言うのをやめた)。最終的にはきちんと仕上げてくるはずだ……」
海「フン」

陸「次は『水機団へようこそ』を見てみよう。まず陸警は陸軍系の迷彩が似合うな」
海「何が言いたい」

陸「本格的にこっちに来てくれるとありがたいと……」
海「お前な、海自ではああいうのは貴重なんだぞ。SBU(特警隊)の人員確保だって大変なんだ」

陸「確かにそれはそうだが……」
海「それより料理を見ろ。何を作っているか知らんが、3人が鍋(寸胴鍋)を囲んでいるぞ」
陸「何かスープのようなものを、作っているのではないか?鶏を丸ごと一羽、持って行ったからな。そういえば、レンジャーの訓練でも、生きた鶏を絞めて調理をする、というのがあってだな…… 。まぁでも、今回用意された鶏はすでに処理をされていたから、頭や足なんかは入っていないと思う。それと、『ヘビやカエルの類』も入れてはいないだろう。陸自がそれらの食材も用意していたらわからんが……」
海「……(←嫌そうな顔)」

陸「あのな、生存自活の術を身につけるのは大切なことなんだぞ」
海「俺には必要ない」

陸「全く……。お前は贅沢なんだよ。腹が減っていれば、なんでも食えるようになる。『空腹こそ最高のスパイス』なんだ」
海「そうは言うが、お前だって随分贅沢だろ。何回寿司をおごらせれば気がすむ」

陸「ゴホン。えー、では次のチーム、『嫁姑問題』について……」
海「オイ」

航空「施設さん。油揚げなんですけど、こんな感じで大丈夫ですか?」
施設「ちょっと味見させてみろ」

航空「はい。(あーん)」
施設「おー悪くねぇな」

航空「ほんとですか!散々『稲荷寿司』にはお世話になってきましたが、実際自分が作ることはないのでよかったです」
施設「当時の主計科員に感謝するこったな。よし、飛行が酢飯を用意したから、詰めていけ。先に軽く握っておくと詰めやすいぞ」

航空「わかりました。飛行っ!施設さんに褒められたよ~」
飛行「よかったな。ほら、酢飯はこれだから詰めてくれ。詰め終わったら俺と施設さんでデコレーションしていくから」

海「…………嫁姑問題とは?
陸「もともと工は面倒見がいいんだよ」

空自「おにーさーん!大丈夫ですかー!目が死んでます!
海士兄「そりゃ死にたくもなるよ!だってレトルトだよ!?湯煎しているこの時間がむなしくてむなしくて……」

空自「わかりました。この甲羅を差し上げますから、テンションを上げてください」
海士兄「それ重いから押し付けようとしてるでしょ」

空自「まー、これから空上げを揚げるので、甲羅が邪魔といえば邪魔です」
海士兄「もー!け…警務さんに押し付ければいいでしょー!」

空自「そんなこと、できるわけないじゃないですか!警務さんは完璧に闇に紛れる忍者になりきっているんですよ?甲羅を付けたら目立ってしょうがないじゃないですか!」
海士兄「そっち……!?」

空自「とにかく、ブラザーのカレー魂は、俺がきちんと受け継ぎますので」
海士兄「どういうこと?」

空自「いやね、空上げをカレー風味にしようと思いまして。八雲分屯基地の空上げレシピに『八雲ホワイトカレー空上げ』っていうのがあるんですよ。ホワイトカレールゥを使うんですけどね」
海士兄「あのさー最終的に真っ黒になるのに、それ意味あんの?

陸「空自のところは選べる食材が少ないから、苦戦を強いられているな」
海「空自自身は、伸び伸びしているがな」

陸「警務、頑張れよ」
警務「(コクリ)」
海「お前、贔屓してないか?」

陸「ハンディがあるから応援したんだ。では次いくぞ、純海自チームの『磯野家』だが、やはりカレーで勝負をするようだな」
海「そうなのか?」

陸「なんでお前がわからないんだよ」
海「俺は給養員ではない。あの緑色の液体も何だかわからん」

陸「あれは、青菜を使ったルゥだと思う。ターメリックを使って炊飯もしているから、そういうタイプのカレーだろ」
海「そうか(さして興味なし)」

陸「お前、もっと関心を持てよ」
海「正直俺は、一般的なカレーの色の方が好ましい」

陸「それを言ったら、元も子もないじゃないか。まぁいい、最後1佐の所だが……」
海「…………。またあいつは、どれだけかぼちゃを散らかせば気が済むんだ?」

陸「1佐はこだわりが強いんだよ……」
海「そうは言うが、振り回される周りの身になってみろ」

陸「……もう随分前からなっている」
海「……」

衛生「もう!1佐さん!いくつ『かぼちゃ』をくりぬけば気が済むんですか!」
1佐「私の納得する形にならないんですよ。ほら小僧、顔を彫るのできちんと押さえていなさい」

衛生「全然僕が調理できないんですけどー!」
需品「衛生くん、大丈夫だよ。中に入れるグラタンは僕がもう作ったから。あと余った材料で色々と作っておくね」

衛生「僕の見せ場がない~!!」
1佐「ほら小僧!ブレる!!

そして1時間経過した!!

ピピピピピーーーー

陸「海、鳴ったぞ」
海「……スゥ」

陸「起きろ(ベシッ)」
海「痛い」




 審査するお!

空自「それでは皆様!調理ご苦労様でした!これから審査に移りたいと思います」
海自「まずは各チームの代表に、出来た料理名をホワイトボードへ書いていただきました」

【 出来た料理たち 】
『富士学校』…切り落とされた指とミイラ
『水機団へようこそ』…命のありがたみを感じるスープ
『嫁姑問題』…ハロウィン稲荷
『イカスミ空カレー』…イカスミ空カレー2023
『磯野家』…チキンサグカレー
『宝の持ち腐れ』…メインはかぼちゃ丸ごとハロウィングラタンです!(かぼちゃのポタージュ、かぼちゃのサラダ付)

陸自「これから1チームごとに、審査をしていきたいと思います。審査方法は味・見た目・テーマを総合的に判断していただきます。そして最終的に、自分以外の2チームに投票していただいて、得票数の多かった上位2チームが決勝へ進むことになります」

海自「ではまず、どのチームから発表しますか?」
空自「はいはーい!うちからでお願いします!空上げが冷めたら味が落ちるんで」

施設「いいんじゃね?」
一同「(コクコク)」

陸自「では『イカスミ空カレー』チームから審査をはじめます。説明がありましたらどうぞ」

空自「えー、わたくしどものチームはですね、それぞれのメンバーの特徴をミックスした料理を作りました!」

特科「これはカツカレー的なノリ?」
空自「そうですね。さらに空上げにもカレー味を付けているので、ある意味、空自から海自へのリスペクトともいえる逸品です!」

機甲「でもなんていうか、最終的に真っ黒っすね」
空自「それは、ある意味、古の憲兵にリスペクトしていまして」

飛行「空自のリスペクトすごいな……」
航空「物は言いよう……」

空自「ぜひ実食もしてみてください!」
海士兄「あああああ……(レトルトォォォ……)

一同、一応美味しいと言えば美味しいが、「まぁ……うん」みたいな表情になる。



陸自「それでは皆様よろしいですか?では次のチームは……」
機関「俺たちにいかせてくれ!」

1佐「ほう。カレーにカレーを被せるわけですか」
海士兄「鬼ぃぃぃぃ!!!

機関「悪いな。本物の海自カレーを出させてもらうぜ」
海士弟「僕たちはハロウィン向けということで、チキンサグカレーを用意しました。こちらは掃海艇はつしまのレシピを参考にしています」
海自「それぞれ皆様にご用意するので、召し上がってください」

施設「ハロウィン向けなんだが、見た目の好みが分かれる所だな。」
海士兄「あー……ちゃんとおいしい……(別にレトルトも美味しいけどさぁ……)」

一部、見た目で眉を顰めるも、口にすれば美味しい美味しいと平らげる。



海自「では次のチームはどうしましょうか」
特科「そろそろ俺たちも出ておくか?」
機甲「そうっすね」

特科「皆の衆!!切り落とされた指を食らいやがれ!!

一同「キンモッ

衛生「特科さんと機甲くんは、なまじ手先が器用だからリアルすぎるんだけど……」
機関「ちゃんと一本一本、どの指だか想像ができる……」
飛行「ソーセージだとわかっているけど、口に入れるのに勇気が……」
空挺「え~美味しいよ~モグモグモグ」

陸自「あ、あのー、『ミイラソーセージ』もあるんですけど~~」
海自「女子力たかめw

空自「スカートを穿いたら、そういう気分になっちゃった?」
陸自「どういう気分だよ!俺は特科さんと機甲さんみたく作れないから、こっちを作ったの!」
衛生「僕はこっちの方が好きだよ☆」

数名を除き、恐る恐る口に運ぶも、「確かにソーセージだわ」となる一同



海自「それでは次のチームはどうします?」
陸警「若!『水機団へようこそ』、いかせてください」

海自「もー!陸警さん!自分で言わないでくださいよ!!」
陸警「ははは」

機関「今日の陸警は、海自に対してちょっとサディズムだな」
航空「そうですか?じゃれてるだけですよ。あいつのサディズムはあんなもんじゃないですよ」

空挺「えーと、それでは料理を紹介します。こちらは鶏を一匹丸ごと使用した、贅沢で『命のありがたみを感じるスープ』です」
普通「本来であれば、ハロウィン仕様ということで、頭や足、クモや雑草なども入れたかったが、あいにく無いのでこのようになった」

特科「生存自活訓練にすなw
機甲「無くて正解っす」

普通「しかしそれでは、ハロウィンらしさが出んのではないか?」
施設「本物入れてどうすんだよwおどろおどろしい部分は、一般的に食える食材で作るんだよ」
陸警「俺もそうは言ったんですけど、なにぶん、普通さんと空挺さんは本格志向でして……」

海自「ほーら、やっぱり!陸警さんはそっち側の人間じゃないんですよ!」
陸警「しかし若……、俺も見習わなければいけないとも感じました

海自「もー!
陸警「まぁまぁ。若もぜひ、このスープを召し上がってください。本当に味はいいので」

一同、何かマジで入っているんじゃないかと疑いつつ、スープを口にするも、「あれ?普通に美味い……」となる。



空自「それでは!あと2チームになりますが、次はどちらからいきます?」
施設「俺たちにすっか?」
飛行「そうですね」
航空「やっぱり1佐はトリが似合うので、先にいかせていただきます」
1佐「もちろん、主役は最後に登場するものです」

飛行「では紹介させていただきます。こちらが俺たちの作った、『ハロウィン稲荷』です」
施設「稲荷寿司の中の飯は、飛行が3種類の味と見た目を工夫して用意し、航空が油揚げの味付けと、ご飯を詰める作業を担当。そして俺が見た目の土台作りと、総監督を兼任してまとめあげた料理だ」
航空「稲荷寿司は俺にとって非常に思い出深い食べ物なんですが、今回はハロウィン仕様ということで、施設さんと飛行が最後に一つ一つデコレーションをしてくれました」

施設「つーことで、3人で力を合わせて作った稲荷寿司だぜー!!」
一同「仲良しかよ!!!

空自「いい感じに、嫁姑問題が解決しそうですね」
飛行「そもそもネーミングがおかしい」

航空「ほら、空自も食べてみてよ。美味しいよ」
空自「お二人の共同作業の賜物、いただきます!」
施設「コラ、俺もいるっつーの」

機甲「しかし、見た目がいいっすね」
陸「食品以外の装飾までやるとは、さすが工だな」
衛生「稲荷寿司自体のデコレーションも上手」

施設「そりゃ俺たち、『工兵』にかかりゃ~なぁ~」
飛行「もー、いつの話をしているんですか」

一同、見た目と味に唸る。



空自「では最後の審査にまいりましょうか!1佐さ……」
1佐「私です!

海自「めちゃめちゃ食い気味できますね」
1佐「待ちくたびれましたから」

海自「では最後、存分にアピールしてください!」
1佐「私たち、もとい私が作ったものはこちら。『かぼちゃ丸ごとハロウィングラタン』です!」
衛生「誤解が無いように補足しますと、1佐さんはかぼちゃの器を彫っただけで、中のグラタン及びポタージュ、サラダは需品さんが作りました」

一同「(あの中で力を発揮できているっ…!?)」

陸「やはり、さすが需品だな」
需品「ありがとうございます」

施設「しかし……かぼちゃからただよう苦悶の表情が……これはこれでさすがなんだよな……」
飛行「俺もそう思いました……。そして何よりすごいのは、うっすら目と口の隙間からグラタンが垂れているところです」

一同「正直キモイ

1佐「ほほほ…大工たちには本物が分かるようですね」
飛行「俺は大工じゃないです……」

機甲「これ、グラタン以外のポタージュとサラダも、ちゃんとハロウィン仕様になっていて、すごいっすね」
海士弟「ポタージュの上に白い蜘蛛の巣が描いてあっておしゃれ~」
需品「サラダの上のおばけデコレーションは、衛生くんがやってくれたんだよ」
特科「やけに女子力がたけーと思ったら……。おい陸自、負けてっぞ
陸自「くっ……

一同、グラタンの器に賛否があるものの、味、品数など、全体的なクオリティの高さに、唸る。



空自「さて!これで予選すべての料理の審査が終わりました!繰り返しになりますが、これから皆様には、自分以外の2チームに投票していただきます。そして得票数の多かった上位2チームが決勝へ駒を進めます!」
海自「それでは!こちらのボックスに投票してください!」




 予選の結果発表~!!

空自「皆様お待たせしました!公平を期すため、陸さんと海さんに集計をしていただきました。発表の方もよろしくお願いします」

陸「わかった。それでは俺から結果を発表する。予選を通過した2チームは……『嫁姑問題』『宝の持ち腐れ』チームだ」

施設・飛行・航空「やったー!!!

1佐「当然です(キリッ)」
衛生「需品さんのおかけですね」
需品「そんなことないよ。サイコロで12をたたき出した1佐さんがすごいと思うよ。それに衛生くんのサポートも大きかったし」

機甲「まー……しょうがないっすね」
特科「需品がずりーな」
陸自「股がすーすーするぅ……」
空挺「食材が真っ当でしたね」
普通「ハロウィンなら、食材にインパクトがないとな」
陸警「目指す方向が違うような……まぁ怖いもの見たさはありますが」
機関「俺たちのカレーが敗北してしまったのか……」
海自「うちらは給養員ではないですし。まぁまぁ戦えた方じゃないですか?」
海士弟「せめて、もうちょっとハロウィンっぽい装飾をすればよかったね」
海士兄「サイコロ運よ……
空自「やっぱり甲羅が重すぎたんだよなー」
警務「……」

陸「どのチームも総じて味はとてもよかった。負けたチームも嘆くことはないぞ」



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またまた長いので区切ります!!
ハロウィンイベント 2023 - その3-へ!