ハロウィンイベント 2023 - その1-


毎年恒例行事となったハロウィンネタ!
2023年度版です!

それではスタート!▼▼▼


 テーマは料理ですが……

空自「皆様!今年も恒例のハロウィンイベントに、ようこそおいでくださいました~!
一同「(皆勤賞すぎる……)」

海自「今回もわたくしたち3人(陸自・海自・空自)で本イベントの企画をさせていただきました。今年のテーマは去年に引き続き、『料理』です」

特科「会場がキッチンスタジオなんだが、これはあれか?ついに海自の給養員を連れてきて目の前で料理させんのか?」
施設「おお!!そりゃいいな」
衛生「フルコース?」
機甲「マジっすか!」

陸自「あ!いえ、違います!今年はですね、『皆様に』ハロウィン料理を作っていただきたいと思っています」

一同「は?」

空自「名付けて『ハロウィン料理競技会 2023』!ぜひこのキッチンスタジオで料理の腕を競っていただこうと!そういう内容になっています!!」

輸送「あー『炊事競技会』的なやつだね」
陸自「そういうことになります!」

一同「えー……」

陸自「こういうイベントごとがありますと、り…陸将補のお手を煩わせることが多いので、今回は全員で料理をしましょうと……」
普通「うむ。確かにそうだな。いつも陸さんにばかり頼るわけにもゆくまい。異存はないぞ」

陸「そこまで負担ではないんだが……」
普通「いえ!陸さんはもっと俺たちを頼るべきです」

海「こいつ(陸)は俺の寿司に頼ってばかりなんだが……」

施設「まぁ確かに普通の言う通りだな。俺たちだって料理は出来るんだし」
普通「そうだ、俺たちは出来る。海軍さんたちは知らんが」

海勢「ちょっ!」

海士兄・弟「カレーを馬鹿にしないでください!!!」
空自「空上げを馬鹿にしないでくださぁい!(便乗)」

普通「別にそこを馬鹿にはしていないが」

1佐「フン。煽られて応えるわけではありませんが、芋くさい料理を蹴散らす腕はありますよ?」
空自「そうです!芋くさい料理と磯臭い料理を蹴散らしてみせましょう(便乗)」

陸勢・海勢「あぁ?
飛行・航空「コラ……空自っ…」

特科「空自、こっちこい。お前の毛という毛をむしり取って揚げてやる」
海士兄「空自くん。チキンカレーにしてあげる」

陸自「ま、まぁ……落ち着いて下さい……。今回はですね、陸・海・空対抗ではなく、親睦を深める意味で、くじ引きでランダムにチーム分けをしたいと思っています」

空自「そうですそうです。も〜陸の人も海の人も落ち着いてくださいよ~」
陸自・海自「お前が煽ってんだろうが!




 チーム分け……

衛生「で?競技会はどんな感じで進めていくの?」

陸自「はい!基本的な流れは、3人1組でチームを作り、予選、本選と戦っていただきます」

一同「3人1組……」

海自「実際には全員で20名なので、3人1組のチームが6つ。2人1組のチームが1つ、という形になります。細かいルールは始まる前に説明しますので、まずはチーム分けからやらせてください」

一同「ふむふむ」

空自「チーム分けの方法は、こちらのボックスの中に、同じ番号の書かれたボールが3つずつ入っていますので、同じ番号を引いた者同士がチームメイトとなります!」

一同「なるほど」

陸「またそのボックスか……」
空自「はい。陸さんが女装を引きまくった伝説のボックスです」

陸自「(ワンチャン、り…陸将補と2人1組の可能性……!)」

陸「(うーむ……陸自は困る……さりとて海も圧倒的に足手まとい……)」
海「?」

空自「では!これより、チーム分けを行います!」




 引くよ!

空自「やっぱりトップバッターは陸さんから行きます?」
陸「いや、俺は最後でいい……」

空自「そうですかー。じゃあ陸さんは最後のお楽しみということで、海さんに引いていただきましょう!」
海「これは全員参加しないといけないのか?」

空自「もちろんですよ〜。親睦を深めるためです!ご協力お願いします!」
海「……(親睦を深める気なし)」

陸「海、お前が役に立たないのは分かるが協力してやれ」
海「フン……(スポン↑)。『1』だ」

空自「はい!ありがとうございます。ではこちらのホワイトボードの『1』の所に海さんと書いておきますね~~」

一同「(よし……、『1』は絶対に引かないようにしよう)」

海自「海さん、ありがとうございました!では次、1佐引きますか?」
1佐「いいでしょう。(スポン↑)。『7』です」

空自「はい!ラッキーセブン入りました~!『7』の所にキャプテン…っと」

一同「(……恐ろしくアンラッキーな『7』……)

機関「『1』と『7』で分かれたか……」
海士兄「いっそまとまってくれれば、こっちも気楽だったのに」

1佐「何か言いましたか?」
海士兄「なんでもないでーす」

海自「では、次いきましょうか。普通さん引かれますか?」
普通「いや、俺も後でいい」
陸「ん?普通、俺のことだったら気にしなくてもいいぞ?」

普通「いえ。最悪の事態に備えて……」
特科「最悪の事態って何だよww」
施設「正直、お前がギリギリでマシな方を引く未来しか見えねえww」
機甲「うわー最悪っすね」

普通「うるさい!俺はいいからお前ら引け!」
特科「言われなくても引くわ。おい、海自。その箱こっちにもってこい」

海自「ではお願いします!」




 どんどん引くよ!

特科「よし!俺『2』番~!」
施設「俺は『4』か。(『7』じゃなくてよかったー!!!)」
機関「俺も引かせてもらうぞ。よいせ『6』だ」

空自「5人引いてかぶりなしですねえ~。そろそろかぶってきて欲しいところです!じゃあ飛行さんと航空さん、引いてくださいよ」

飛行「よし、引くぞ。(スポッ↑)ヒッ!!!(スポッ↓)」
空自「ちょっと飛行さん!!今引きましたよね!戻しちゃだめですよ!!」

飛行「いや……ボールは放していないが…、もう一度引き直させてくれないか?」
空自「だめですよ~。観念してボールを見せてください」

飛行「(スポン↑)『4』……」
施設「ぴこーーーーーーーん!!!

飛行「だから嫌なんだよぉぉぉ!!!」
空自「これも運命です。じゃあ航空さんもどうぞ」

航空「おっけ~。よいしょ(スポン)。あ、うそ『4』」
施設「ああ!!??おめーも『4』?来んな!来んな!邪魔すんな!!」
飛行「うわーーー最悪じゃねぇかぁぁぁ!!!!」

空自「わーお。一気にチーム『4』のメンバーが決まっちゃいましたね☆」

空挺「あははは。飛行、よかったね」
飛行「今以上に親睦深めてどうすんだよ……」

航空「飛行~頑張ろうね~」
施設「航空!あっち行け!しっ!しっ!」

海自「あはは。では次……どんどん引いてください」

機甲「俺引くっす〜、(ゴソゴソ……スポン!↑)『2』!あー…特科さんと同じかー…」
特科「もっと喜べ!」

空挺「俺も引こー。(スポン↑)。『3』だ。まだ誰もいないね」

飛行「移籍したい……」
施設「航空、お前移籍しろ」
航空「むきむきになっちゃうじゃないですか~」




 まだまだ引くよ!

海士兄「僕たちも引くね~(スポン↑)。『5』!あれ?これもはじめて?」
海士弟「(スポン↑)。僕は『6』。機関さんと一緒だ〜」

空自「『6』は磯の香がただよってきました〜」

機関「よしよしいいぞ。しかし見事に『1』と『7』は外してきてんなー」
陸警「ですねー…、後になればなるほど、確率が増えていく気がするので、俺も引いておこう……」

空自「陸警さんどうぞ~!」

陸警「(スポン↑)。『3』。あ、空挺さんと一緒だ」
空挺「わーい、ようこそ空挺団へ~
海自「ちょっ!勝手に勧誘しないでくださいよ~!」

空自「あと引いてないのは~」
特科「お前たちも引いてないだろ。先引いちまえよ。俺が箱を持っててやっから」

空自「あ、すみません。じゃあ引かせてもらっちゃう?」
海自「だな」
陸自「お、お先失礼します」

特科「一気に引け」

空自「(スポン↑)。『ファイブ』!!」
海自「(スポン↑)。『6』!!」
陸自「(スポン↑)。『2』です」

特科「おー!陸自一緒じゃねぇか!」
機甲「なんだー…陸自かー」
陸自「あからさまに残念そうにしないでくださいよ!(はー…、り……陸将補と一緒じゃなかったー(TT))」

施設「ランダムの割には、『2』はがっつり陸自で、『6』はがっつり海自じゃねーかww」

海自「機関さん、おとーとさん、よろしくお願いします!」
海士弟「やったー!海自くんと一緒だ!」
機関「海自勢の力を見せてやろうぜ」

1佐「あの。そうは言いますが、缶焚きは料理できるんですか?」
機関「え……汗」

海自・海士弟「(……期待薄)」




 不安

海士兄「く…空自くんよろしくねー…」
空自「ブラザー!この空上げが来たからには百人力です」

海士兄「(不安しかない……)」

海自「ではひとまず、ここまでを整理しますと、『2』と『4』と『6』はもう埋まりました」

1、海
2、特科・機甲・陸自
3、空挺・陸警
4、施設・飛行・航空
5、海士兄・空自
6、機関・海士弟・海自
7、1佐

機甲「ここまで『1』と『7』を外してくるってすごいっすね……」
1佐「ちょっとメット。私は当たりですよ?料理の腕は確かなんですから。ねぇ陸さん」

陸「…たま……に確か……な時もある」
衛生「陸たま、無理しないでください」

1佐「おい小僧。あなたこそできるんですか?」
衛生「人並みにできます。1佐さんみたいにイチかバチかじゃないですよ」

1佐「ふん、どうだか。せいぜい返り討ちにしてやりますよ」
衛生「そう言っていられるのも今のうちです!空自くん、ボックス!」

空自「はい!スーパーエンジェルタ〜イム!
衛生「チームメイトに恵まれますように☆パンパン!☆(スポン↑)。げぇ!!!!!『7』

1佐「え」




 残りの枠が減ってきました

空自「いやー!なんかおめでとうございます!!ぜひ料理を通じて親睦を深めていただ……」

1佐「小僧がチームメイト?!冗談じゃない!足を引っ張らないでいただきたい」
衛生「それはこっちのセリフです!僕にケガをさせないでくださいね!!僕はジュネーヴ条約で保護されているんですから!!」

空自「あのー……」
施設「ほっとけほっとけ」
海自「そ、そうですね…次引いてもらいましょう……」

特科「あと4人か。普通はどうでもいいが、陸さんが入ると強ぇーなー」
機甲「特科さんOUTで、陸さん来てほしいっす」
陸自「(それいい……!!)」

陸「お前たちが俺を評価してくれるのはありがたいが、この中だと輸送が、いや、今日はあえて需品と言わせてもらうが、需品も強いと思うぞ」
輸送(以下需品)「わぁ陸さん!そう言ってもらえると嬉しいです!」

施設「あー……なるほどな……」
機甲「確かに、野外炊具も需品科の装備っすからねぇ」

陸「需品学校では調理の教育もやっているよな」
需品「はい、炊事要員の養成もやっています。なので、料理の知識は他の方よりはあると思います」

特科「でもお前、普段は輸送の方ばっかりだろ?」
需品「そうだけど、今日は需品科※として頑張るつもり」
※何回か書いていますが、旧輜重兵科は今の輸送科と需品科を足した感じです。なので旧輜重兵としては、需品科にもなれるのです~。

空自「では次、需品さんに引いていただきましょう!今回エース級の働きが期待される需品さんは、はたしてどこのチームに入るのでしょうか!」

需品「じゃぁ引くね~(スポン↑)。えっ……『7』」

1佐「だ〜か〜ら~~この私が料理を仕切るんですよ、小僧の出る幕はありません!」
衛生「1佐さんが手を出した時点で事件が起きちゃうんです!」

需品「あ……あのー……」

1佐「事件ってなんですか!失礼な!」
衛生「ハロウィンっぽいが、本物のグロになっちゃいます!」

需品「『7』番引いたんですけどー……」

1佐「フン!小僧こそ大した腕もないのに嚙みつくとは笑止千万」
衛生「そっくりそのままお返しします!」

一同「(なんか……一番能力を発揮できない所に入った感)」




 残るは3人

空自「あとは陸さん、普通さん、警務さんですかね」
海自「今の所、『1』の海さんの所と『3』の空挺さんと陸警さんの所、『5』のおにーさんと空自の所が空いてますね」

空自「もう3人同時にいっちゃいます??」

陸「そうだな……。ここで時間を無駄にしてもしょうがない……」
普通「陸さん、お供します!3人で頑張りましょう!」
警務「(コクリ)」

特科「おいおい、そこの3人でチームを組めるわけじゃねぇぞw」
施設「つーか、いっそ海さんを『5』(海士兄・空自)につっこんで、この3人でもいんじゃね?」

海士兄「やめてくださいよ!!!
海士弟「お…おにーちゃん……必死すぎる」

陸「じゃぁ二人ともいくぞ」
普通・警務「はい」

陸・普通・警務「(スポン↑)」

普通「あ、『3』」
警務「『5』」
陸「……『1』orz」

海士兄「ぎぃぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!

特科「こうなる予感はしてたんだよなぁー……」
機甲「普通さんて、なんだかんだクジ運がいいんすよね……」
施設「やっぱり最悪の状況で一番いいの持っていった」
機関「タチが悪い」

普通「陸さん……あの…その…」(←「交換しましょうか?」となかなか言いだせない)
陸「いや……いいんだ……慣れているから……」

空自「はい!ということで、チーム分けが完了したので、まとめますね!」

以下、チームわけ

1、海・陸 … 『統幕』
2、特科・機甲・陸自 … 『富士学校』
3、空挺・陸警・普通…『水機団へようこそ』
4、施設・飛行・航空…『嫁姑問題』
5、海士兄・空自・警務…『イカスミ空カレー』
6、機関・海士弟・海自…『磯の香』
7、1佐・衛生・需品…『宝の持ち腐れ』

航空「ちょっと空自、変なチーム名?がついているけど……」
空自「俺の直感で付けました」
海自「独断かよ!」

陸「結局お前と2人で『統幕』か……」
海「フン」

特科「『富士学校』は言い得て妙だな。普通科・特科・機甲科の総合学校だからよ」
機甲「普通科の所が普通さんじゃない、ってのがいいっすね~」
陸自「俺も基本、普通科ですからね」

特科「全体的に若返ったな
普通「お前ら……怒」

海自「てか!!『水機団へようこそ』はやめてくれよ!!!」
空自「いやーメンツを見ると来月にも陸自にひっくり返っちゃいそうな勢いだからさぁ……」

施設「陸警は普通、空挺ともに昔から縁があるからな」
陸警「はい、空挺さんとは同じ神兵でしたし、普通さんには歩兵時代から色々と教育していただいて……。そういえば昔、『海軍歩兵少佐』なんて言われたこともありましたね」
海自「ちょっとぉぉぉ!!陸警さん!積極的に話に乗らないでくださいよ~」

空挺「陸警くん。一緒に頑張ろうね」
陸警「はい」
海自「何を頑張るんですか!!」

普通「海自。水機……ゴホン。陸警のことは俺たちに任せろ」
海自「心の願望が漏れてますよ?!」

航空「海自、そんなに焦らなくても陸警がお前を裏切ることはないって……。それよりも、『嫁姑問題』っていう名前こそおかしくない??」

施設「俺が嫁か……
特科「ばかやろうwww」

空自「じゃあ『チームマス夫さん』に変更します?」
航空「それ、俺がマス夫って言いたいの??」

空自「磯野家を元陸軍に見立てますとそうなります」
元陸軍勢「なんで俺たちが磯野家なんだよwww」

機関「そうだぞ!!名前からいうと磯野家は海軍だろ!!」
航空「そこ気にします?」

海士弟「でも確かに。例えばだけど、機関さんと航空さんの所に飛行さんが入ったほうがマス夫としてしっくりきますね」
機関「そうなんだよ。マスは海に出ない陸封型の魚だからな」

空自「あーーー!なるほど!!確かに磯野家は海軍ですねぇ!!」
航空「そこの理解を深めても……」
飛行「とりあえず空自、もっといい名前はないのか?」

空自「えーーーーっと、ないです」




 磯野家

特科「つーかよ、いっそ『磯の香』を『磯野家』にしたらよくねぇか?」
空自「俺もそう思いました。変更しまーす!」

海自「えっ…ちょっとそれは誰が誰っていう……」
施設「機関が波平だろ?海士の弟がワカメで、海自がタマだろ」

一同「あーーーー」

海自「俺、人間じゃない……」
空自「今度首に鈴つけてみたら?」

陸自「体型的に猫型ロボットになるなよ……」
海自「そこまで太ってない!」

衛生「ねぇねぇ空自くん。『イカスミ空げカレー』はわかるんだけどさ、僕たちの『宝の持ち腐れ』ってどういうこと?」

1佐「それは小僧が私を上手く使えないということですよ」
一同「(それは違う……)」

衛生「はぁ??1佐さんが宝なわけないじゃないですか」
1佐「さりとて小僧が宝でもないですよ」

需品「あのー…僕もチームメイトなんですけどー…」

1佐「あなたは黙ってなさい!」
衛生「需品さんは黙ってて!」

一同「(もったいねー)」



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長いのでいったん区切ります!!
ハロウィンイベント 2023 - その2-へ!