お花見-2023


2023年のお花見は、4年ぶりに飲食が解禁されたということで、お花見に行ってもらいました~!
毎度のアホをやっております☆

場所取り

海自「えーっと確かこっちの方って言ってたよなぁ…あっ!あれだな、あのあきらかに陸自カラーのシート。て…あれ?陸自いなくねぇ?トイレか?しょうがねぇな…上がって待つか…。しっかし広く取ったなぁ…どこ座ろwまぁどこでもいいかw…よいしょっ…」
陸自「痛てっ!!

海自「えっ!!??」
陸自「海自っ!ちょっとどいて!」

海自「えっ!何!?陸自どこ!?」
陸自「お前のケツの下だよ!!!

海自「うえぇ!??」
陸自「早くどけっ…お前の排水量で顔がつぶれるっ…!」

海自「排水量と言うな排水量と!
陸自「いいから!水圧で窒息するっ…(ガバッ!)」

海自「うぉ!!(ドテッ)痛てーな!!てかお前何やってんだよ!!シートと同化してたぞ!!」
陸自「ポンチョをかぶって横になってただけだ」

海自「シートと同色ヤメレ。無人かと思ったわ」
陸自「無人で場所取りはマズイだろ。しかし自然と偽装スキルが出てしまったか…」

海自「出すな出すな。てか空自はまだ来てねぇの?」
陸自「来てない。連絡は一応来たけどよ」

海自「何だって?」
陸自「頑張れば数分で着くらしい」

海自「なんだよ頑張ればって…。したら数十分で来るってことか?」
陸自「いやF-15で数分らしい」

海自「早く来る気ねぇな。こっちは朝の8時に来たっつーのに、どんだけ待たせるんだよ」
陸自「俺は早朝5時からひとりでいるけどな…」





暇で寒みぃ

海自「ハー…まだ来て1時間かぁ…。みんなが集まるのは昼頃だよなぁ…」
陸自「そうだな」

海自「暇だ…そして寒い…」
陸自「ちょっと曇っているし、動かないからな」

海自「おい、そのポンチョ貸せ。お前ならこの寒さでも半袖でいけんだろ?」
陸自「……じゃ、おやすみ

海自「ちょっと待て!まじで寒いんだって!!」
陸自「俺は夜遅く、朝早かったからまだ眠いんだよ」

海自「いやお前、俺が来るまで寝てただろ」
陸自「ほとんど寝てない。お前の排水量で窒息する10分位前まで筋トレしてたし」

海自「はぁ?」
陸自「ということで、お前はどっか海風にでもあたってこい」

海自「余計に寒いじゃねぇか!」
陸自「肉襦袢(脂肪)着てるから大丈夫」

海自「これはしゃぶしゃぶ級に薄い」
陸自「角煮だと信じろ」





ふたたび無人?

海士兄「あれー?海自くん先に場所取りしてるって言ってたよね」
海士弟「うん。陸自くんと一緒に場所取りしてるって連絡きたけど…」

海士兄「10時過ぎてるけど姿が見えないなぁ…」
海士弟「でも海自くんのバッグはあるよ」

海士兄「ほんとだ、不用心だなぁ」
海士弟「何か用事が出来たとか?まぁ待ってようよ」

海士兄「そうだね。んじゃおじゃましまぁーす。この辺座ろうか」
海士弟「うん。よーいしょ」

陸自・海自「んぎっ!!!!
海士兄弟「えっ!?!?」

海自「んぐっ…その声は…おにーさん…おとーとさんっ、す…すみませんが…ちょっと…んぎ…た…立って下さいっ…!」
陸自「すみませんっ…!んぎ…出航してくださいっ…」

海士兄「どっから声が…」
海士弟「おにーちゃん下っ!」

陸自・海自「んぎっ~~~(バサッ)

海士兄「あれ!?二人ともいたの!?」
海自「ひまひた(いました)」

海士弟「ごめんね。気付かなかったよー」
海士兄「偽装がすぎる…なんつーもん被ってるのさ」

海自「えっと…これは陸自のポンチョで、ボタンを外すと一枚布っぽくなるので、潜って暖をとっていたんです…」
海士弟「確かに朝は寒いもんね」

海士兄「乾布摩擦でもしてあげようか?」
海自「それは結構です!」

海士弟「陸自くんも朝からお疲れ様」
陸自「いや…隣の角煮が暖かくてすっかり寝てしまいまして…」
海自「誰が角煮だ」

陸自「でもちょっと気温上がってきましたね。ほら海自、一人でポンチョ使っていいぞ。あと上着も着るか?(ぬぎ)」
海自「お…おお、サンキュ。ってお前いきなり半袖かよ」





続々と

そして正午を過ぎたあたりから続々とメンバーが集まりはじめる。

空自「陸自!早朝からご苦労さん!海自もそれなりにご苦労さん!」
陸自「なんでお前が重役出勤なんだよ」
海自「8時でも早えーかんな!てかお前は何してたんだよ」

空自「俺?空上げ揚げてたんだよー、ね?飛行さん航空さん」
航空「空上げはこういう場ではマストでしょ?だから頑張って作ってたんだよ俺たち」
飛行「お前は味見しかしてないだろ」
航空「そこが一番重要な仕事じゃーん。俺の舌は確かだから」

普通「おーい、諸々飲み物持ってきたぞー。ほら機甲、しっかり運べ」
機甲「重いんすよ」

普通「文句を言うな、重くてもそれ以上は小さくはならんだろ」
機甲「なんすかね!!!!」

機関「俺らも酒持ってきたぞー」
陸警「シャンパンを用意しました」

特科「オードブル盛り合わせもあるぜー。あとこっちは特科さんのフランクフルトな」
衛生「うわぁ切り刻んでやりたい。僕はフルーツ持ってきました~」

1佐「(パンパン!)大工。運びなさい」
施設「へいへーい…」

1佐「こちらは私特製のピッツァです!作ってまいりました」
衛生「えっ…!?陸たまの家大丈夫ですか!?

1佐「私の家です。もちろん大丈夫ですが何か」

特科「まじかよ工」
施設「奇跡的に爆発は免れた…」

機甲「見た目は美味そうっすね…」
1佐「味も確かです」

施設「あとこっちが陸さんの手作り弁当でーす」

一同「おおおおおおおおお

機甲「で、その陸さんは?」
陸警「海さんもいませんね」

1佐「ふたりはあとで合流するそうです」





4年ぶりのお花見

その後空挺、輸送も加わり大方のメンバーが揃う(警務はあとで合流予定)。

空自「皆さま!本日はお集まりいただきありがとうございます!久しぶりのお花見!ということで、思いっきり盛り上がってまいりましょぉぉ!」
陸自「だからなんで重役出勤のお前が仕切ってんだよ…」

空自「まぁまぁ。じゃあまずは乾杯の音頭ですが、キャプテンお願いします!
1佐「私ですか?いいでしょう。各自飲み物をお持ちなさい」

一同「は~い」

1佐「それでは…、4年ぶりの花見解禁ということで、今日は存分に楽しみ、英気を養ってください。そして、国民の期待に応えられるよう、今後とも職務に邁進いたしましょう。乾杯

一同「かんぱ~い!

特科「よ~し飲んで食うぞ~」
施設「ほれ砲、ピッツァ食え」

特科「毒味させる気かよ…」
施設「ばかやろう。俺のピッツァ窯の努力の結晶なんだよ!」

空挺「見た目はすごく美味しそうだね」
1佐「だから先ほどからも言っていますが美味しいんです。食べてみなさい」

普通「まぁ空挺なら何食っても大丈夫だろ」
機甲「普通さんもっすよ」

空挺「(パク。もぐもぐ)あ、美味しい」

施設「そうだろうそうだろう!俺渾身のピザ窯なんだ、何焼いたってうめーはずなんだよ!」
1佐「大工、どういう意味ですか」

陸自「あ…あの…このお重開けてもいいですか?」
衛生「陸たまのお弁当~僕開けるね(パカ)」

一同「おおおおおお

衛生「彩りがキレイ〜!」
普通「春を感じる」
機甲「めちゃくちゃテンションあがるっす!」
特科「手が込んでるぜ…」
陸自「ああ…さすがのりりり…陸将補」
海自「うちの給養員も唸る…」
輸送「それをこんなに沢山、ありがたいなぁ」
施設「俺が朝、陸さん家に行ったときには出来ていたからな。早くから仕込んでくれたに違いねぇ…」

一同「圧倒的感謝…

航空「そのお弁当にぜひ俺たちの空上げも添えてください…」
飛行「味見のおまゆう」
海士兄弟「僕たちのカレーぜひ~」





余興

そしてしばし歓談ののち、なにやら空自から提案が…。

空自「さて皆さん!素晴らしい料理に舌鼓を打っているかと思いますが、ここでひとつ余興でもしませんか?」
特科「余興?何すんだよ」

空自「じゃじゃーん!こちら!『二人羽織』です!」
一同「おー」

空自「ほら、俺たちって協力することが大事じゃないですか!」
一同「お…おう」

空自「なので、二人羽織でさらに協力関係を深めていただき、せっかくなので対戦形式で楽しみましょう!というわけです」
一同「なるほど…」

特科「まぁ絵面は面白れーな」
機甲「そうっすね」

空自「1回戦目の対決についてはわたくしめの方で選定させていただいておりますので、早速はじめたいと思います!」
陸自「相変わらず展開はえーな」
海自「あいつ結構ガッツリ勝手に行くのな…」

空自「では1回戦目の対戦カードを紹介しますね!トップバッターは身を切る思いで空自勢からの参戦!飛行さんVS航空さんです!飛行さんは施設さんと、航空さんは機関さんとペアになっていただきます!」

飛行・航空「えっーーーーー!!」

施設「ぴこーーーーん!
飛行「いやぁぁぁ」

航空「空自からっていうから飛行と協力かと思ったら対決で、ペアは機関さんかー」
機関「うれしいか?」

航空「いや…特に…。子猫ちゃんが胸を押し付けてくれるんなら歓迎なんだけどなぁ…」
機関「俺の胸筋があるだろ」

空挺「ねー、これ負けたら罰ゲームあるの?」
空自「はい!罰ゲームはこちら!」

機甲「なんすかこれ」
空自「ピッツァ!…として生まれつつも散っていったものたちです

ピッツァになるはずだったケシズミ「ズォン

1佐「ちょっとヒヨコそれどこから?…ハッ!大工!!」
施設「いや…ほら…バコスカ失敗作が出るもんだからもったいねーと…」
特科「おめぇwそれを手土産に1回戦組んでもらったなww」
機甲「てかケシズミが手土産になるんすか?」
衛生「空自くん的には体のいい罰ゲームアイテムが出来てよろこんでんじゃない?」

空自「はい!ということで、敗者にはこちらを食してもらいます!」





1回戦目

普通「実質これは旧陸海軍航空隊の対決だな」
輸送「育ての親付きでね」

航空「あの…機関さん、そんなに寄せてこなくていいですよ」
機関「もうちょっと寄らんと胸が付かん」

航空「ほんっとに結構です(ぞわぁぁぁ)」
機関「遠慮しなくてもいいんだぞ」

飛行「ひぃぃぃぃ!!

機甲「飛行さんめっちゃ自分を抱擁してるっすね」
特科「ありゃ工の手だwww」
普通「あいつ…ここぞとばかりに…」
衛生「変態」

施設「飛行も成長したなぁ~」
飛行「ずっと昔から成長しきってますよ!」

空自「はい!それではルールですが、目の前に3品料理を用意しましたので、これらを先に食べた方が勝ちです。いいですか?」

航空「わかった」
飛行「(コクコクコク)」

空自「それでは~スタートです!!」

航空「機関さん、右に箸がありますからそれを持ってください」
機関「右…右…(サワサワ)」

飛行「施設さん、箸が右に…」
施設「(サワサワ)1品目はこれか?なんだこれ、からあげか?」

特科「手づかみwww

施設「飛行、口開けろ。あーんだあーん」
飛行「あ…ああー…んぐっ!!」

機甲「施設さん迷いが無いっすね」
普通「指ごと口に突っ込んでいるな」

機関「なんだ!?手づかみの方がいいのか!?」
航空「俺は嫌です!!箸持ってください!!」

飛行「俺だっていいわけじゃなっ…むぐっ!」
施設「飛行、次はいなり寿司だぞ!(グイグイ)」

飛行「ひ…一口じゃ無理です!」
施設「持ってるから適当にちぎって食え」

飛行「(ぱくっ…もぐもぐ、ぱくっ…もぐもぐ)」

輸送「なんだかんだ連携はスムーズなんだよね」
衛生「飛行くんがツンデレなだけだから」

機関「おい!こっちやばいぞ!まだからあげすら掴んどらん!やっぱり手でっ…」
航空「箸で!!機関さん、そのまま箸を下して掴んでください」

機関「よしっ…掴んだぞ、でもちょっと滑りそうだな…」
航空「俺が顔寄せますんで、そのまま動かないでください(ぱくっ…もぐもぐもぐ)」

施設「最後はなんだ?これは団子?」
飛行「三色団子です!」

施設「よし!ほらあーん!」
飛行「ぱくっ…もぐもぐ」

衛生「普通にちぎって食べさせてる…」
輸送「串ごとだと危ないという優しさ」
機甲「早いっすね」
普通「見事な連携だ」

飛行「もぐもぐもぐ…ごく…食べた!食べ終わった!」
施設「まだ指に団子が」

飛行「(ぱくっ…きゅぽん!)食ったぞ!空自!」
施設「はあああ////

空自「はい!終了!!飛行さんチームの勝利です!」

飛行「うっし!」
航空「あー負けた負けた」

機関「お前、勝つ気ないだろ」
航空「いやー…あれには勝てないでしょう…」

飛行「施設さん、ほら手を拭いてください」
施設「(ぱくっ…きゅぽん!)」

飛行「ななな…何やってんですか!!」
特科「自分の指をなめやがったwww」

機関「確かにあれには…、だがあのケシズミを食うんだぞ」
航空「あっ…」





2回戦目

航空「う…ううううう…ドサァ」
機関「…おえぇぇぁ……ドサァ」

空自「さて2回戦目やりますか?」
一同「ごくり…」

普通「…や…らなくてもいいんじゃないか?」
空自「えー頑張って羽織用意したんですからぁ~~」
海自「ならお前がやれよw」

空自「俺?いいよ」
海自「マジ?」

空自「じゃ、相手お前な」
海自「え!!??」

陸自「頑張れー(他人事)」

1佐「では代わりに私が進行しましょう。それぞれ、パートナーを選びなさい」

海自「えっ…ほんとにや…」
陸警「わかりました。では俺が若をサポートします

一同「おおおお

空自「ふーん。そう来るなら俺は神兵さんを指名しちゃいまーす!!
空挺「え?俺?いいけど」

一同「おおおお

特科「サポート側は旧空の神兵対決の側面もあるなw」
輸送「確かに~」

陸警「では若、うしろ失礼します」
海自「お…お願いします」

空挺「よーし、空自いくよー」
空自「はーい」

特科「空自からすげーむっきりした腕が生えたwww
空自「イエーイ!むっきりんこ~」

飛行「空挺!空自を頼むぞ!」
空挺「(グッ←空挺)」

海士兄「海自くんがんばれー!」
海士弟「陸警くん!海自くんをお願いね~」

1佐「ではルールは先ほどと一緒です。双方用意はいいですか?」

海自「大丈夫です!」
空自「はーい」

1佐「それでは、スタート!」

海自「陸警さん、右に箸があります」
陸警「掴みました」

海自「そのまま左に戻っていただくと、からあげがあります」
陸警「了解です」

空自「んぐっ!?!?
空挺「あーもう。からあげ落ちちゃったよ」

特科「あいつ始まるなり、からあげ掴んで口に突っ込んだぞ」

空自「と…突然すぎて…すみません!てか素手ですか!?」
空挺「当たり前じゃん」

衛生「からあげ新しいのにする?」

空挺「いえ、食えます」
空自「えっ…」

空挺「えっと…どこだ…このへん?これだ。ほら口あけて」
空自「あー…むぐっ…ジャリ…!?

空挺「ほら、咀嚼して」
空自「これ、砂…砂…sand…

空挺「だから何?」
空自「ジャリジャリジャリ…」

海自「(ひぃぃぃ…すげージャリジャリ聞こえる…)」
陸警「若、からあげを掴みましたよ。ゆっくり口元に持っていきますね」

海自「は…はい。あ、そこでストップです」
陸警「箸に気を付けてくださいね」

一同「……」

空挺「次はいなり寿司だよね。はい、一口で」
空自「えっ?」

空挺「大丈夫。ほら、すこし小さくするから(ぎゆぅぅぅぅ)」

輸送「握りつぶさんばかりの勢い…」

空挺「はいお口」
空自「あーもおっぐ…(もぉぐもぉぐもぉぐ)」

輸送「リスみたい…」
陸自「(面白れぇから写真撮っとこ…wwカシャ)」

陸警「若、からあげは召し上がりましたか?」
海自「は…はい」

陸警「では、ナプキンで口拭きますね。えっとどこにあります?」
海自「あー…もうちょっと右にあります…」

特科「あいつwどんだけ坊ちゃんなんだよwww」
機甲「差がえぐいっすね」

空挺「空自食べた?」
空自「もっ…もうちょっとで…す…もぐもぐ…」

空挺「じゃあ、団子の用意しとくね」
空自「!?」

特科「ちょw空挺wwあいつww3つの団子をひとつに纏めたぞwww」
施設「さすがに俺もあれは思いつかなかったぞ…」
飛行「の…喉に詰まらせんなよー…」

陸警「若、次はいなり寿司です。今箸で掴みますので…」
海自「いやっあの…もう手でいいです!(このままだと負ける!)」

陸警「そうですか?じゃあ手を消毒してから…」
海自「(陸警さんはよ~~!!!)」

空挺「空自、そろそろお口はきれいになった?最後はお団子だよ」
特科「団子が結構なでかさwww」

空挺「空自ならできるからね」
空自「はぁい!!

普通「いい返事だ」
衛生「なんか空自くん変なアドレナリンが出てない?」
施設「顔が恍惚としてんな」

空自「もお~ぐもお~ぐもお~ぐもお~ぐもお~ぐ」

陸自「(顔クソワロww…カシャ)」
飛行「空自、焦らなくてもいいぞ!」
普通「海自はまだいなり寿司も食べとらんからな」

陸警「若、いなり寿司ですよ」
海自「すみません、もうちょっと手前でお願いします」

輸送「そしてきちんと左手を添える丁寧さ…」

空自「もお~ぐもお~ぐ…ごっくん!食べた!!キャプテン!!食べ終わりました!!」

1佐「それまで!!この戦い、空自チームの勝利です」

空自「やったー!!神兵さ~ん!!」
空挺「頑張ったね、空自」

海自「(負けたっ…!薄々わかってはいたけど!!)」
陸警「若、心配しないでください。ケシズミは若の分も俺が処理しますから

海自「えっ…」
陸警「もとよりその覚悟で参りました…若…達者で」

海自「…り…陸警さーーーーん!!!!」
陸警「………………もぐもぐ……もぐもぐ…ドサァ」

特科「なんかことごとく海勢を葬ってんな、あのケシズミ…」
施設「しかも作ったのがそのボスってんだから自滅もいいとこだぜ…」

普通「お前もその片棒を担いだだろ」
施設「俺は窯を作っただけだ!」





3回戦目

1佐「全く、我が海軍、海自勢は不甲斐ないですねぇ…。まぁ下品でないことだけが救いでしょうか」

海士兄「1佐、まだ僕達がいますよ」
海士弟「(スッ)」

1佐「ええ。分かっています。残る対戦相手は陸勢。蹴散らしてきなさい

海士兄弟「はい!
衛生「えー…まだやるんですかー?」
1佐「これで最後の勝負にいたしましょう」
海士兄弟「お相手お願いします!!」

施設「おーい誰か受けて立ってやれよー」
特科「強敵すぎんよwwすでにシンクロしてるじゃねぇかww」
機甲「普通さんがやればいいっすよ、最後の決は普通さんの任務っすよね」

普通「しょうがないな。じゃあお前も来い」
機甲「えっ!嫌っす!!

陸自「機甲さん頑張ってください!!」
機甲「陸自、お前がやれよ

陸自「俺は、あのー…出来るのであればりりり…陸将補と…///」
機甲「ばかやろう!普通さんで手を打っとけ

普通「ばかやろうはお前だ!何が手を打っとけだ、ほら来い!」
機甲「やめろーーー!はなせーーーー!!(ズルズル)

海士兄「機甲くん勝負だよ」
海士弟「負けないですよー」

機甲「いやー…俺はそんなに…って俺が食う方っすか!?」
普通「当たり前だろ

1佐「メット、腹をくくりなさい」

機甲「ひー背中が暑苦しいっす~」
普通「だまれ」

1佐「それでははじめますよ」

海士兄「はい!」
機甲「うぃー…」

1佐「スタートです!」

海士弟「おにーちゃん!からあげ!はい!」
海士兄「ぱくっ。もぐもぐもぐ」

特科「早え!!もはや自分の手!
施設「さすが双子だな…以心伝心がぱねぇ…」
輸送「それに対してこっちは…」

機甲「普通さんの手づかみとかまっぴらごめんっす!!」
普通「戦場でそんな悠長なことを言うな!」

機甲「ここは花見会場っす!!」
普通「今は戦場だ!!!」

機甲「うぇぇぇーー顔にからあげがぁぁ」
普通「顔を背けるな!食え!!(頭をガシッ)

衛生「地獄絵図だね…」

海士弟「おにーちゃん!おいなりさん!はい!」
海士兄「ぱくっ。もぐもぐもぐ」

特科「普通に食事しているように見えてくるな…」
施設「強敵だ…」
飛行「もうやりませんよ」

機甲「んぎーーーー!
普通「無駄な抵抗はよせ!」

特科「あいつ頑なに口を開けないな…」
施設「不器用な奴らだぜ…俺たちを見習えってんだよなぁ?飛行」
飛行「…」

海士弟「おにーちゃん!最後お団子!まずは1個目!はい!」
海士兄「ぱくっ。もぐもぐもぐ」

海士弟「2個目!はい!」
海士兄「ぱくっ。もぐもぐもぐ」

海士弟「3個目!はい!」
海士兄「ぱくっ。もぐもぐもぐ」

特科「二人羽織ってこんな?
施設「プロい…」
空挺「これは海士くんたちの圧勝だね」

海士兄「食べました!!」
1佐「勝負はここまで!!」

機甲「あーー…早く終わってよかったっす…。あと少しで食わされるところだったっす…」
普通「食え!!

施設「じゃあお前ら罰ゲームやれやw」

機甲「あー最悪っすー、このケシズミっすよね。もぐもぐ」
特科「それはスムーズに食うのかよw」

普通「ばかものが…もぐもぐもぐ」
機甲「俺ははじめから嫌だったんすよ……なんかこれ胃がもたれるっすね…」

普通「ん?そうか?なんともないぞ

空自「陸自wwあの二人の胃が強靭すぎるww普通さんに至っては無傷www」
陸自「あははは…」





突き刺さるソーセージ

陸自「あああ…何食べても陸将補のお弁当が美味しい…ありがたい…もぐもぐもぐもぐもぐもぐ」
海自「がっつきすぎww」

空自「空上げもまだあるから食べてよ~」
陸自「食ってる食ってるこれもうめー」

海自「カレーも美味いぞ、ほれ」
陸自「おおお…うめぇ」

施設「しかしあそこの3匹まだのびてんな…」
特科「さっき蹴っ飛ばしてみたけど、ピクリともしなかったぞ」

普通「フン。貧弱な」
衛生「普通さんの胃がおかしいだけです」

輸送「でもいつ起きるかわかんないけど、起きる頃には食べるものなくなっているんじゃない?」
特科「じゃあ特科さんのソーセージを口に突っ込んどくか…。よいっしょ、ほれ、ほれ、ほれ」
施設「どんな状態だよwww」

機甲「
普通「どうした」

機甲「陸さんからメッセージが。もうすぐ着くみたいっすよ!」
陸自「ピクッ」

1佐「ということは海さんもですかね」
機甲「そうっす」

衛生「陸たまどこかな~」
1佐「小僧が立ってちょろちょろしても陸さんたちには見えませんよ」

衛生「僕のピンクのワンピが目印なんです」
施設「そういやそこ誰も突っ込んでなかったなww」

特科「しょうがねぇな。俺が代わりに着てやんよ。そっちの方が目立つだろ?」
衛生「ワンピが裂ける!!」

飛行「あ。見えた!陸さーーーん!」
施設「どこ?」

飛行「ほら、あそこですよ。いるよな?空自」
空自「両手に荷物もって歩いてきてますよ」
施設「あ?どこ?」
特科「まだそいつらの視力でしか捉えられない距離なんだろ」





最高の差し入れ

陸「遅れてすまなかったな」
普通「いえ、お仕事ご苦労さまです」

一同「陸さん、海さんお疲れさまです!

衛生「陸たま~(くるんひらん)」
1佐「何やってんだ小僧」

衛生「陸たまどうですぅ~?」
陸「とても…

海「おい1佐」
1佐「なんでしょう」

海「あの3人は何をやっているんだ」
1佐「あ、…あれはー…ちょっと酔いが回ったんですかねぇ…」
施設「(さすがに自分のケシズミでぶっ倒れたとは言えないんだなw)」

陸「そうだ、みんなに差し入れがあるぞ」
特科「さっきからおふたりが両手に持っているもの、気になっておりました!!

陸「そうか。ほら、握り寿司だ」

一同「うぉぉぉぉぉぉぉ!!!

陸「海のなじみの店のやつだぞ」

一同「うぉぉぉぉぉぉぉ!!!

陸「会計は海もちだ」

一同「海さんあざーーーーーす!!!!

海「まったく…」
1佐「気が利いていますね」

海「フン」
1佐「じゃあ陸さん、海さんも一緒にいただきますか」

海「いや、俺たちは店で待っている間に食ってきた」
1佐「そうなんですか?」

海「先に食わしておかんとこいつが全部食っちまうからな」
陸「そこまで食い意地は張ってない」





めざまし

一同「あああ…寿司うめぇ……

空自「あの3人可哀そうにね」
海自「う…うん」
陸自「ふたりで声をかけてみたら?そろそろ毒も抜けてくる頃だろうし」

空自「確かに。声をかけてみようか」
海自「行くか」

スタスタ…

空自「航空さーん。起きてくださーい」
航空「…」

空自「うーん、まだだめだな。ソーセージ奥まで突っ込んでみようかな
海自「いやいやいや…それはダメだろ」

海自「機関さーん、陸警さーん」
機関「…」
陸警「…ん…」

海自「陸警さん!
陸警「…わk…んぐっ…」

海自「ああ…ソーセージがっ…」
陸警「…俺は…もぐ…いったい…もぐもぐ…このソーセージは…もぐ…いったい…もぐもぐ」

海自「陸警さん、大丈夫ですか?」
陸警「若っ!そうか…1佐のケシズミを…若、ご無事でなによりです…」

海自「陸警さん、思えばほとんど食べていないですよね…。今さっき海さんが高級握り寿司を用意してくれたので一緒に食べましょう」
陸警「俺は若さえ無事であればそれでいいのです。でも寿司も食べます」

飛行「空自、まだこの馬鹿起きないのか?」
空自「そうなんですよ。だからソーセージを喉の奥まで突っ込んでみようかと思うんですけど」

飛行「いや、それはちょっと待て。すぅー『あっ!あそこに見たこともない位綺麗なじょ…女性がいる…!///』
航空・機関「どこどこ

海自「機関さんも釣れた

航空「で?もぐもぐもぐ…どこよ?」
機関「もぐもぐもぐ…身だしなみを整えんと…」

飛行・空自・海自「はーーー…(深いため息)」

航空「あれ?もしかしてウソ?」
機関「いや、俺はあきらめんぞ」

陸警「まったく…、周りがあきれ返っていますよ…もぐもぐ(←寿司)」





改めて乾杯

航空「あ、どうも海さん、陸さんもお疲れです」
機関「…ちょっと1佐のケ…

1佐「ウォッホン!!!

海「いい…座って食え」
陸「1佐のケ…?」
1佐「陸さん、そこは気にしないでください」

空自「えーそれでは皆さん!まだ警務さんが来ていませんが、陸さんと海さんが来ましたし、航空さんたちも復活しましたので、改めて乾杯しましょう!」
陸警「シャンパンがまだあるので、陸自くん、陸さんについできてくれるかな」
陸自「えっ、あっはい!!」

陸警「若は海さんに」
海自「そうですね、はい」

陸自「おおお…手が震える」
海自「こぼすんじゃねぇぞw」

衛生「陸たま、海さんコップでーす」

陸「あぁ、すまんな」
海「うむ」

海自「海さん、どうぞ…」
海「ん」

陸自「りりり…陸将補…どうぞ
陸「…ありがとう」

陸自「(歓喜!!!)」

空自「はい!他の皆さんは適当に何か持ってください!」
特科「俺たち雑っ!」

空自「じゃー寿司の大将!海さん!乾杯の音頭を!」

海「乾杯」
一同「かんぱ~い!





余興第2章

陸「しかしまた皆でこうして花見ができてよかったな」
普通「そうですね。駐屯地でも花見はできますが、今この時は格別です」

機甲「陸さん聞いてくださいっす!普通さんひどいんすよ!さっき余興でっ」
普通「あれはお前が協力的じゃなかったからだろ」

陸「余興?何かやったのか?」
1佐「ヒヨコが二人羽織を用意しましてね」

陸「へぇ」

機甲「もー散々だったっす!」
普通「あれはお前が悪い」

1佐「陸さんもやります?二人羽織。まだやってないものもいるので」
陸自「ガタッ

陸「いや、遠慮しておこう」
陸自「シュン…

空自「え?陸さんを余興をおやりになりたい?」
陸自「ガタッ

陸「違う」
陸自「シュン…

海自「陸自の行動がうるせぇww」

空自「じゃあ二人羽織じゃなかったらやります?」
陸「ん?」

空自「もう一つあるんですよ余興が。ちょっと待ってくださいね、よいっしょ、これです!『風船爆弾~』
1佐「また物騒なものを…」

空自「これで山手線ゲーム(古今東西ゲーム)っぽいのをやりたいんですよ。お題に答えたら風船爆弾を隣の人に渡すっていう感じで」

特科「ほーん。面白そうじゃねぇか。ちゃんと火薬つまってっか?
施設「なわけねぇだろww」

空自「今回は周りを考えて音を控えめに改良して、割れたら白い粉が噴き出す仕様に変更したんですよ」

衛生「ワンピ汚れる~」
空自「そこは頑張って隣の人に擦り付けてください!」

輸送「てか、これはもうやる方向で話が進んでいるの?」
空自「みんなでやりましょう!もう海さんも真っ白にしてやりましょう!!

海「なんだと…?(ギロ)」

空自「いやあはは…というくらいの意気込みでっていう」
海自「話の内容変わってねぇぞ…」

1佐「どうしますか?陸さん」
陸「皆に任せるぞ」

1佐「えー、ではこのゲームをやりたい方は挙手を!」

☆☆結果☆☆

海「馬鹿ばっかだな」
陸「うむむむ…」
衛生「もーワンピ~」

1佐「はい!っということで、多数決により『風船爆弾ゲーム』をこれより開始します!」





風船爆弾ゲーム

空自「では俺から再度ルールを説明をさせていただきます。この風船爆弾を持ちながら、山手線ゲーム(古今東西ゲーム)の様にお題に沿った答えを言ってください。答えたら隣の方にこれを渡します。風船は一定時間留まったり、誤答すると割れますので注意してください」

特科「微妙に高性能だな、あの風船爆弾」
衛生「あーん。真っ白になりたくなーい!」

空自「今回は手拍子などはせず、淡々と答えて回してくださいね」

海自「速攻答えて渡せばいいのか」
陸自「ふむふむ」

空自「特に難しいゲームではないので、早速始めましょう!」

特科「じゃあ円になるように座るか」
施設「これ結構並び順が重要だったりしねーか?」

ということで…
【並び順と渡す方向】
陸→海→海自→空自→陸自→普通→施設→特科→機関→陸警→航空→飛行→空挺→輸送→機甲→海士兄→海士弟→1佐→衛生→陸に戻る

1佐「まーた小僧が割り込んで…」
海自「なんで俺が海さんの隣…」(←みんな海の隣がヤバいと思って逃げた)

空自「じゃあまず手始めに俺からいきます!」
特科「いいぞー」

空自「では簡単なのから!『風船爆弾ゲーム!』

一同「おー!」

空自「『江戸幕府歴代将軍名』『家康』!」
陸自「『秀忠』!」
普通「『家光』」
施設「『家綱』~」
特科「『綱吉』~」

衛生「ちょ…ちょっと待って15代だけだから…」

機関「『家宣』」
陸警「『家継』」
航空「『吉宗』」
飛行「『家重』」
空挺「『家治』かな」
輸送「『家斉』」

衛生「待って待って待ってっ!!!」

機甲「『家慶』っす~」
海士兄「『家定』だったと思う」
海士弟「『家茂』?」
1佐「『慶喜公』、はい小僧」

衛生「も~!!!いない~~~!!!!」

バァン!!!

陸「だ…大丈夫か…?衛生」

衛生「ゴゴゴゴゴゴ…貴様らぁぁぁ…僕のワンピどうしてくれるんじゃぁぁぁぁ……腕だ…腕だせやゴラァァァァァ!!!一滴残らず採血してやるぅぅぅぅ!!!!!

一同「ぎゃぁぁぁあ」
陸「え…衛生!!!落ち着け!!!」

衛生「首出せぇぇぇぇぇ!!!!!抜き取ってやるぅぅぅぅ!!!!!!!

陸「え…衛生!待て、ほら払ってやるから…(パタパタパタ)」
海「さりげなくお前も被弾しているぞ」

衛生「陸たまあああ~~~~~あいつら負傷しても手当してやんない~~~

陸「あ…あれだ、その服も更に淡いピンク色になって悪くないと思うぞ」
衛生「えっ、ほんとですかぁ?」

陸「う…うむ」
衛生「じゃ、結果オーライでーす☆

一同「(命拾いしたぁぁ)」

空自「じゃ…じゃあ次のお題は衛生さんからで!」

衛生「オッケー。『風船爆弾ゲーム!』

一同「おー!」

衛生「『今ある自衛隊病院名』『自衛隊中央病院』!」
陸「『自衛隊札幌病院』」
海「ふむ…」

海自「(海さんはよぉぉぉ)」
海「そういえば2022年にいくつか改編したか…」

陸「海、とりあえずわかる名前を言えばいいんだぞ」
海「そうか、では『自衛隊横須賀病院』」
海自「『自衛隊呉病院』!」
海勢「ちょ、もう海自管轄オワタ

空自「『自衛隊入間病院』!」
飛行・航空「空自管轄もオワター!

陸自「『自衛隊仙台病院』」
普通「『自衛隊富士病院』」
施設「『自衛隊阪神病院』」
特科「『自衛隊福岡病院』」

機関「いや…だからちょっと待て…前なら舞鶴とか…佐世保とか…」
衛生「今あるものです!

機関「えっと…えーー…」

バァン!!!

特科「じじいがよりじじいにwww」
施設「圧倒的じじい感www」

機関「今のはお題がずるいだろ!!海自管轄は2つしかないぞ!!」
航空「空自は1つですよ!」
飛行「まぁもう1つ※はまだわかる…」
※自衛隊那覇病院→空自から陸自に移管

空自「じゃあ次は機関さんからで!」
機関「ふん…、そうくるならこのお題で行かせてもらおう…『風船爆弾ゲーム!』

一同「おー!」

機関「『海上自衛隊の艦艇!型名で!!』
海自所属以外「えーーーーー!

機関「『もがみ型』!」
陸警「『むらさめ型』」
航空「『いずも型』!」
飛行「『ひゅうが型』…」
空挺「『こんごう型』」
輸送「『まや型』」
機甲「『そうりゅう型』っす!」
海士兄「『たかなみ型』」
海士弟「『あきづき型』」
1佐「『あさひ型』」

衛生「えー…ちょっと待って、あっ!『しらせ型』?ってOK?」
海自「OKです!」

陸「んーーー…」
海「おい陸、もうわからんのか」
陸「お前や1佐から色々聞いた気がするが正直右から左で…」
1佐「りっくーーーーん!!」

陸「んーーー…んーーー…」
海「唸りながらそれをこっちに擦り付けるな…」

陸「あっ『はしだて型』」

一同「(絶対海自のレシピからだ…)」

海「『あさぎり型』」
海自「『あたご型』」

空自「えええええ…あと何よ」
陸自「俺もヤバイ」
普通「俺もお手上げだぞ」
施設「俺はもうちょっと分かるぞ…多分」
特科「一応あれかな的なのはある…」

空自「俺も多分聞いたらあー!ってなるんですよ!」
陸自「俺もそのケはある」

空自「えーっとうーーんと!うん!俺は航空機が大好き!!!

バァン!!!

陸自「お前髪が銀だから、あんま変わんねーな」
空自「あ。マジで?(ふるふるふる~)」
海自「ケホッ振るな!」

そしてここから更に泥仕合が始まる。以下若干ダイジェストみ。

空自「『ブルーインパルスのアクロバット飛行名』『ダイヤモンド・テイクオフ』!」
陸自「なんかハートにドキュンってするやつー!!!わからねぇ~!!!!!

バァン!!!

陸自「俺も行かせていただきます!『陸自の駐屯地名』『練馬駐屯地』!」
海自・空自勢「数が多いがそんなに知らねー!!

それでもなんとか一巡するが、陸自勢があえて有名どころを言ったため追いつめられる海自・空自勢

海「うむ…」

一同「(海さんがつまった~!)」

海「…」
陸「こっちを睨むな」

海「…」
陸「訴えてくるな、まったく…お前はいつもどこで働いているんだ」

海「あ、『市ヶ谷駐屯地』※」
※市ヶ谷駐屯地は陸上幕僚監部などの陸自の部隊や組織が所属している

陸勢「陸さん!!」
陸「あ」

海自「うぉぉぉ俺か!ちょっと待って、もう何が出て何が出てないのか分からなくなったぞ」
海士兄「落ち着いて海自くん!」
海士弟「大丈夫!僕もわからないから!」
陸警「粉をかぶった若もきっと素敵です!」

バァン!!!

海自「こうなりゃ『海自艦艇、部隊の海自カレー名』
陸自・空自勢「知るか!!!!

海自「『護衛艦「いずも」、いずもインド風スパイスカレー』!」
空自「んーーーー『シーフードカレー』?」
海自「どこの?」

空自「I don’t know.」

バァン!!!

空自「では空自行きます!『俺が昨日食った昼食のメニュー』『もずく』!」
空自以外「それこそ知るか!!

陸自「『白米』…」OK
普通「『サラダ』…」OK
施設「『スープ』…」OK
特科「『空上げ』…」NG

バァン!!!

特科「そこは食えよ!!!ケホッ」
空自「昨日はお魚でした~」

特科「なら特科さんはこれだ!『俺が持ってるパンツの色』『オレンジ』!」
特科以外「知りたくねぇぇぇぇえ!!!!

機関「『紫』…」OK
陸警「『黒』…」OK
航空「『青』…」OK
飛行「『緑』…」OK
空挺「『紺』…」OK
輸送「『黄色』…」OK
機甲「『赤』…?」NG

バァン!!!

機甲「なんすか!!ケホケホ…」
特科「普通じゃねぇんだ!赤なんか穿くかボケ!」
普通「俺だってさすがに赤は穿かんわ!!」

一同「微妙にいらない情報追加されたー」

機甲「もうこうなったら俺も行くっすよ!『今TAMIYA(タミヤ)が発売している1/16スケールの戦車』『10式戦車』!」
機甲以外「恐ろしく専門外!!

海士兄「えーー…全然わかんない~~~!」
海士弟「なんか知ってる戦車の名前言うしかないよっ」

海士兄「『90式戦車』…?」

バァン!!!

機甲「それは1/35スケールなんすよ」
海士兄「知るかーーー!!!」

海士兄「よぉ~し僕も行っちゃうもんね!『全日本カッター競技大会出場校』『防衛大学校』!」
陸自・空自勢「また海に出るーーー!

海士弟「『海上保安大学校』」
1佐「『東京海洋大学海洋工学部』」

衛生「え~分かるわけないじゃーーーん!!」

バァン!!!

陸「衛生!なんというか、いっそ純白になってそれも悪くないと思うぞ」
衛生「ならOKで~す☆

一同「(陸さん素早いカバー!)」

この後も更に醜い泥仕合が続き、この花見スペースだけ霧がかかったように白くなる。

空自「ケホッ…ちょっと…粉が目に…」
海自「ケホッケホッ……」
陸自「…なんかどんどん粉の量が増えてる…ケホッ」
施設「みんなすげー老けたな…ケホッ」
特科「ケホッ…隣のやつなんてほぼ仙人だぞ」
機関「そこまで老けとらんわ…ケホッ」

1佐「まったくあなたたち、なっさけない姿になりましたねぇ…」
機甲「なんで一番白い人が白い粉をかぶってないんすか!ケホケホ」

1佐「ここ(頭)の違いです」
普通「陸さんと海さんもかぶってないですよね…ケホッ」
輸送「ケホッ…3人だけ何かの力で守られている!?」

1佐「まぁ私以外は運でしょうが」
陸・海「おい」

陸警「あのー…しかし思うのですが…この状態で俺たちは帰れるんでしょうか?」

一同「…」

普通「そうだな。少なくとも電車は乗ってはいけないと思うぞ」

一同「…」

機関「タクシーにも申し訳ない…」

一同「…」

特科「輸送!!!俺たちを輸送しろ!!!
輸送「お酒飲んじゃったよー」

一同「…」

海自「ここはチヌークでさーっと…」
陸自・空自「無理!

普通「よし。歩くか」
施設「こんな真っ白いやつらがゾロゾロ歩いていたら怪しいだろ…」

陸「フーー…こうなったらあいつに頼むしかない」

しばらくして…。

警務「陸さん」
陸「すまんな。事情は電話で伝えた通りだ」

警務「人数が人数なので部下にも手伝わせます」
陸「本当に申し訳ないな。埋め合わせとお礼は考えておく」

警務「いえ、気になさらないでください」
陸「ひとまず俺と海、1佐は問題ないので、他を頼む」

警務「わかりました」
陸「ん」

警務「おい」
部下「はっ」


警務「あの者たちを連行する」
一同「連行とかやめてぇぇぇぇぇぇ