番組が終わって…
マツコの知らない世界「自衛隊メシの世界」(2022年5月31日放送)面白かったですよね!ってことで、なんとなくみなさんに集まってもらいました。内容はあまり番組の内容とリンクしていませーん!
『給養員』のみなさんありがとう
海自「いやーなんか、うちの食事は改めて美味しいなぁ、素晴らしいなぁって思いましたねぇ」
陸自「確かに…海自がすごかったのは認めるけど…。でも!うちも十分うめーし!アピールできたと思う!」
空自「そーねー、なんていうか、Fridayだね!!」
1佐「まぁ当然の結果です」
海「うむ」
海士兄「ちょっと誇らしい気持ちになるよねー」
海士弟「『給養員』のみなさんには感謝だよー」
機関「食事は最大の楽しみだからなぁ」
陸警「機関さんはずっと機械に囲まれていますもんね」
特科「はいはいよかったな、いっそよ、海自勢の誰か一人くらい『給養員』と交換すればいんじゃねぇ?」
施設「名案だな」
輸送「あー、やっと海自らしさが出るね」
機甲「ほほう。とすると艦上レセプションパーティ三昧っすね。(戦)車上でもいいっすよ」
海士兄「あのー僕ら双子だからってなんとなく視線を向けるのはやめてくださーい!それぞれ忙しいんです!それに最低限のカレーは心得ていますから!」
海士弟「なけなしの『士』をいじめないで~…」
普通「ではどこかの二人のどちらか…」
1佐「そこ。あからさまに私と海さんを交互に見るのはやめなさい」
衛生「1佐さん。陸たまの事は僕にまかせて、安心して『給養員』と交代なさってくださいね」
1佐「小僧。沈めるぞ」
普通「しかし、海上自衛隊の象徴でもあるというのに『給養員』の要素がおよそ感じられないのもいかがなものかと思いますがね」
1佐「なっ!失礼な!私にはありますよ!ねぇ、陸さん!」
陸「確かにこだわりをもって突き進む所はあるが…」
1佐「なんですかその歯切れの悪い物言いは」
陸「失敗と成功の振り幅が大きすぎるんだ」
1佐「私失敗したことありましたっけ?まぁ少なくとも海さんよりはいいでしょう。海さんチェンジで」
海「ふざけるな。そもそも俺には必要ない」
陸「海は至れり尽くせりに慣れ切った貴族様だもんな」
海「昨今は奴隷のように働いている」
陸「態度のでかい奴隷だな」
海「その奴隷にタカっているのはどいつだ」
陸「お前が貴族然としているからその対価だ」
海「仕事はしているぞ」
空自「ふむふむ。つまり海さんは貴族と奴隷どっち?」
海「ギロ」
航空「コソコソ(もちろん貴族、大貴族だよ。旧海軍は厳格な階級社会でその中でも海さんと1佐はレジェンドなの)」
空自「コソコソ(なるほどー。とすると料理では海自が一番マシかもね。(大きな失敗しないし))」
海自「コソコソ(えっそう?若干普通さんの言葉が俺にも突き刺さっていたんだけど)」
陸自「コソコソ(海自の料理は、ちょっと上品というか、細やかな感じはあるよ(大きな失敗しないし))」
海自「まじで?そういうの出ちゃってた?そうかそうかー自然と知性と品位がでてしまっていたか」
陸自・空自「(そういう態度と発言は恐ろしく下品だけどな)」
〇 ● 〇
空挺「そういえば、空自の所はほんとからあげ一色だったね」
飛行「全面的に推しているからな」
空自「からあげはもはや国民食!」
航空「あげあげで頑張るよー」
1佐「航空、あなたは元海軍士官でしょう。舌が肥えていますでしょうに」
空自「ちょっとキャプテン、うちがダメみたいな言い方しないでください!そりゃー…海自と比べたらほんのちょっとは…」
海自「ちょっと?差は歴然だと証明されただろ。まぁこれは伝統の差…いや海に生きる者としての運命だからな」
陸自「『伝統の差』でチラッとこっちを見つつ、『いや…』っと否定をしたこいつをちょっとシメてもいいでしょうか」
特科「ヨシ」
陸警「だ…だめですよー!若の言う通り、海の軍隊は外交官的要素もあるわけですし…」
機関「もっぱら地上勤務のお前が言うのもなんだかなw」
1佐「船底のあなたもどっこいどっこいですよ」
機関「1佐!ほんとにその認識はいかがなものかと思いますよ!」
航空「まぁまぁ。俺は不自由なくやってますんで…(むしろとても自由)」
機関「というかお前はどこ行ったって優遇されているだろ」
航空「あはは~そうともいうような。まぁ海軍時代の味といえば航空糧食なんかは思い出深いですねえ。海苔巻きとかいなり寿司、サンドイッチとか」
飛行「うちは『航空元気酒』ってのがあったぞ」
航空「ネーミングセンスがいかにも…だけど、ある意味俺が飲んだら元気になっちゃいそうだねっ!」
飛行「栄養ドリンクだからな」
航空「冷静に返さないでよ」
陸警「航空…、どんな返しを期待していたんだ…」
航空「言葉のキャッチボールというかノリだよノリ!」
輸送「まぁでも航空糧食は陸でも海でも色々と研究していましたよね」
1佐「ええ、そうですね。ちなみに似たような所では潜水艦航海食なんかも研究してましたよ。これらは特殊調理としての位置付けです」
海士兄「ほんと1佐はさぁ知識と口だけは十分…」
海士弟「おおお…おにーちゃん…!」
〇 ● 〇
施設「まぁでも俺たち陸自も結構充実してるよなぁ」
陸自「はい。駐屯地での食事もそうですがレーションもほんとに良くなりましたよねぇ」
普通「食えるだけでもありがたい」
機甲「普通さんが言うとガチ臭がすごいんすよね」
普通「お前はなんだかんだ戦車の中に持ち込んでいたからな」
機甲「人車一体なんす」
陸「まぁ後世では陸軍が食に窮していた印象を持たれてしまったが、本来はそうではないんだがな」
輸送「そうですよね。軍隊はお腹いっぱい食べられるのが基本でしたもん」
特科「口減らしのために軍隊へ…なんてのもザラだったなぁ」
施設「食事内容もよかったよな。四季に合わせて趣向を凝らした手料理が食えたんだ。一般家庭より贅沢だったぞ」
普通「うむ。それこそ世界恐慌の余波で不況になっても軍隊の飯は娑婆と比べれば随分とよかった」
空自「それがどうして」
陸自・海自「(なぜあえて聞く!)」
特科「そりゃー戦争がはじまっちまうとな」
施設「おかずが減り…主食が減り…」
普通「皆まで言うな…」
衛生「足りなくなるのは食事だけじゃ…!」
輸送「ま…まぁ…その辺の話はそれぐらいにして…」
普通「そうだな…。せっかく自衛隊メシが大きく注目されためでたい集まりだったな」
陸自「そそそ…そうです!」
特科「まーちょっとくやしいが…海自、見事だったぜ…」
海自「えっ…!あ…ありがとうございます!!」
施設「見事な伝統の継承ともいうべきか…」
海自「(良い)伝統は受け継ぐ男です」
1佐「まぁ継承といいますか生けるレジェンドがおりますからね」
普通・特科・施設「で?いつ『給養員』とチェンジするんだ?」
海自「えぇっ!?ししし…しないです!!」
施設「褒め損かよ」
1佐「はなからそのつもりですか」
特科「そこの船底のじじいでもいいぞ?チェンジ。今ならまだ間に合うだろ」
機関「間に合わせるな!全く薄情なやつだ、俺たちはある意味戦友だろ」
特科「チョコレートケーキうまそうだったなぁ。シュークリームもいいな」
機関「少しは俺に情を移せ!」
陸「ボソ(チョコレートケーキ…シュークリーム…)」
海「静かに呟くな」
機甲「っていうか、『実はお持ちしているんです』っていう展開ないんすかね」
輸送「それそれ!昨日艦内で作ったって言いながらね!」
特科「それかあれよ。実は『給養員』を連れてきましたーとかさ」
衛生「すでにチェンジの用意が出来ていると」
空挺「それか空から投下とか」
飛行「レーションの中身が海自飯だってぇ!?」
施設「いっそこの部屋の壁が急に倒れて、実は艦上だったという展開か!?」
空自「レセプションパーリィー!!イェアアア!!」
陸自「もしくは底が抜けて海中へという展開…」
普通「まるで旧海軍のよ…」
1佐「ちょっと!!あなたたち!妄想も大概になさい!!」
海自「確かに…ケーキ位はお持ちすればよかったですね。気が利かなくてすみません」
海「海自の飯が食いたいなら、海自に入隊しろ」
機関「あーいいですね。特科と施設はうちに来いよ」
陸警「普通さんと空挺さんが来たら最高ですね」
海自「そんなボーナスステージ!!『男を掴むには胃袋を掴め』と言いますが…もう皆さまウェルカムです!!!」
陸自・空自「調子に乗るなっ!」
1佐「フッ…あなたたちはほんとに妄想や言葉遊びばかりですね」
海自「1佐…、その全身からあふれ出すドヤオーラはまさか…」
1佐「私が用意していないとでも?」
海自「さすがレジェンドゥ…」
1佐「えぇ。材料ならあります!!!」
一同「腕が、ない!!!」