RKK脱出島

マッチングから本企画へ!という事で、ついつい始めてしまいました。内容はかなりツッコミどころが多いですが、雰囲気を楽しんで頂ければと思います。


オープニング

普通「みなさまこんにちは。これからRKK脱出島がはじまります。司会進行はマッチングに引き続き、私普通が行います。また解説も引き続き陸さん、海さんにお願いします」

陸「陸だ、よろしく」
海「海」

普通「こちらのスタジオ(陸・1佐宅)では、現地と中継をつなぎつつ、脱出までの様子をお届けしますので、私共も参加者と一緒に最後まで頑張ってまいりたいと思います」

陸「うむ」
海「終わるまで見続けねばならんのか…」

普通「それでは改めて本企画について説明します。各チーム二人一組で無人島から脱出し、一番早く有人島についたチームが優勝です。ただ我らの特性上、いくつかの禁止事項を設けました。まずは無人島から有人島へはじめから泳いで渡る事はできません。必ず、いかだや船を作って脱出します。また、無人島での生存自活(サバイバル)ですが、自衛隊の装備品は使用不可とします」

陸「そうだな。天幕を張って、戦闘糧食を食べてしまったら訓練と変わらん」
普通「はい。陸自では生存自活用のセットもありますからね。ですので、参加者には民間で手に入るものや島にあるものを使って生存自活をしていただきます」



おさらい!

普通「えーそれでは、まだ参加者が無人島に向かっている途中との事なので、改めて各チームをご紹介しましょう。こちらです!」

脱出島ペア1 脱出島ペア2 脱出島ペア3 脱出島ペア4 脱出島ペア5

普通「お二方はこの戦い、どのように見ていますか?」

陸「そうだな、やはり水陸万能の施設と、海に精通している1佐のチームが有利に思う」
海「施設は万能かもしれんが、1佐は足を引っ張るんじゃないか?まぁ引っ張るというか何もしないというか」

陸「何もしないのはお前だろ」
海「少なくとも足は引っ張らん」

普通「えー他のチームはいかがでしょうか?『特科・機関チーム』は?」

陸「メカニックに強く、緻密なイメージがあるな。それに二人とも体格がいいので体力的にも期待ができる」
海「真面目にやればな」

普通「では『飛行・空挺チーム』は?」

陸「チームワークがよく、空挺は生存自活にも強い」
海「海上が苦手か」

普通「では『機甲・海士兄チーム』はいかがでしょう?」

陸「実はここがダークホースだと思っている。機甲は手先が器用であるし、海士の漕ぐ力は群を抜いている」
海「うむ。それに泳力もある。機甲はどうか知らんが…」

普通「最後に『陸自・海自チーム』ですが、いかがです?」

陸「頑張ってほしい」
海「願望か」

普通「お二方ありがとうございました。では、そろそろ各チームが無人島に着いたようなので、いよいよ脱出島のスタートです!


島に到着!

脱出島ペア1 1佐・施設組

1佐「着きましたね。なかなか美しい島です」
施設「そうだな」

1佐「はじめに言っておきますが、今回はもちろん私たちが優勝しますので、大工期待していますよ」
施設「おう。まぁ俺がいるからには優勝しますよ」

1佐「頼もしいですね。それではまず、私の休憩所を作りなさい。パラソルは持参してきたので、椅子と机だけで結構です」
施設「はぁ!?

1佐「そこで今後の計画を練ります。また図上演習も行いますのでそのつもりで。それでは出来上がるまで私は海岸を散歩してきます」
施設「…散歩…?」

1佐「あ、椅子は背もたれを付けてくださいね。リクライニングがあれば尚よろしいです。では」
施設「……」


なんとなくこうなる予感はしていた施設



脱出島ペア2 特科・機関組

特科「女神降臨!
機関「おーいい島だな」

特科「ビーチバレーでもしちゃう?」
機関「あのな、遊ぶ時間なんてないぞ」

特科「気合入ってんな~。ま、俺は今回、お前の“ものづくり”の力に期待してるぜ」
機関「任せろ。ん?いや待て、それは俺にいろいろと押し付けようとしてるだろ?」

特科「俺も得意なんだけど、基本が『攻撃は最大の防御』ってタイプじゃん?」
機関「だから何だよ。それならサバイバルについては任せるぞ?俺はこう見えてもあまり得意ではない」

特科「どう見えてもお前なら数日間、寝食を忘れても大丈夫」
機関「それならお前の役割は何なんだよ…」

特科「目の保養
機関「馬鹿野郎!くだらん事を言ってないで、島を散策するぞ!」



脱出島ペア3 飛行・空挺組

飛行「無人島に到着~」
空挺「すごく奇麗な島だね」

飛行「なぁ、あとで海で遊ぼうぜ。でっかい浮き輪を持ってきたんだ」
空挺「浮き輪?」

飛行「浮き輪っつーかフロート?ラウンジになるやつ。あれやってみたかったんだよなー」
空挺「ほんとに遊ぶ気満々で来てるね、飛行」

飛行「せっかくの機会だからいいじゃん」
空挺「ふふ、旅行に来たみたい」



脱出島ペア4 機甲・海士兄組

海士兄「着いたー!クルーザーでここまで運んでくれて超楽だった~」
機甲「はー…やっぱり俺は戦車の方がいいっすね…」

海士兄「大丈夫?」
機甲「大丈夫っす。これからは俺のテリトリーなんで」

海士兄「おー。僕、体力には自信があるから、何かあれば何でも言ってね」
機甲「了解っす。今回はなんといっても海士さんの漕ぐ力に期待してるっすよ」

海士兄「そこは任せてよ」
機甲「ちなみにボートはどんな感じがいいっすか?」

海士兄「うーん、慣れているのは短艇(カッター)かなー」
機甲「ふむふむ」

海士兄「まぁオールさえあれば、なんとでもなるよ。途中から泳いだっていいんだし」
機甲「俺もっすか!?さすがに海士さんの速さにはついていけないっすよ?」

海士兄「大丈夫、最悪浮きを付けて引っ張って泳ぐから」
機甲「え、それ…俺がおぼれてる感じじゃないっすか…」

海士兄「ちゃんと生きて返してあげるって。だから一番に脱出しちゃおうね」
機甲「そ…そうっすね。老兵にも新兵にも負けないっす!



脱出島ペア5 陸自・海自組

陸自「着いたぞー!」
海自「俺たちを勝利に導く島だ!」

陸自「やる気がみなぎっていますなー、海自君」
海自「先輩方には悪いが、俺たちの時代っていうのをアッピールさせてもらうぜ…」

陸自「おー頼もしい」
海自「とは言ってもサバイバルに関してはお前に任すけどよ」

陸自「任されよう。生存自活は俺にとっては訓練の一部だし、海自にもレンジャー訓練を受けてもらうつもりで…」
海自「待って。俺は正直キャンプのノリだからな?」

陸自「そうなの?俺は海では江田島の訓練を受けるつもりで…」
海自「えーー…、俺でも思い出したくないものを…。あのさ、ひとまず訓練から離れようぜ」

陸自「そうか…。どうしてもこういう環境だと体が…」
海自「職業病だぞ



次は石窯です

脱出島ペア1 1佐・施設組

1佐「ただいま戻りました。できましたか?」
施設「あたりめーよ。遅かったから、俺の分も作ったぜ」

1佐「え?大工も同じ椅子に座るんですか?」
施設「何だその嫌そうな顔。それはそうと散歩中、何か目ぼしいものはあったんですかい?」

1佐「ええ。とても美しい海と砂浜、そして青々と茂った木々たちとのコントラストが素晴らしいです」
施設「はぁ」

1佐「しかし所々漂着物があるのが残念な所ですね」
施設「いや、その漂着物から目ぼしいものを拾って諸々の材料にするんだろうがよ」

1佐「そうなんですか?それではあとで大工が拾ってきなさい」
施設「俺一人で?」

1佐「当たり前です。あなた私に拾わせるんですか?」
施設「…(100%拾う気がないという顔がなんとも…)」

1佐「では、今回の脱出方法について話をしておきましょうか」
施設「1佐さんは何かお考えがあるんですか?」

1佐「はい。大工が有人島まで架橋し、颯爽と歩いてゴールするっていうのはいかがでしょう?」
施設「なるほど、じゃー架橋用の船をまず作って…っておいおい」

1佐「というのは冗談で、艦載艇のような小型ボートで脱出する感じでしょうか」
施設「そうだなぁ。ま、小型ボートは俺の足みてーなもんだから、なんとでもなる。あとは無人島での拠点も俺が作って…、食事はどうしますか?」

1佐「そこは安心なさい。私が『ピッツァ』を作って差し上げます」
施設「ピザ?

1佐「『ピッツァ』!です」
施設「何が違うんだよ」

1佐「明確に違います。『ピッツァ』は16世紀のイタリアで…」
施設「え、その話長い?できれば短くお願いします」

1佐「全く。簡単に言いますと『ピッツァ』はイタリア式で、『ピザ』はアメリカ式です」
施設「へー」

1佐「そして今回作るのは『ピッツァ』です」
施設「イタリア式

1佐「ええ。『ピッツァ』には明確な定義がありまして、石窯で焼いたものしか認められません」
施設「ん?つまり?」

1佐「大工、石窯を作りなさい
施設「はぁ!?

1佐「私はその間、読書をしていますので、完成したら呼びなさい」
施設「…(俺の無駄遣いがひどい…)」



それぞれの技術?

脱出島ペア2 特科・機関組

機関「おい、もうちょっとゆっくり歩け。おっと…この辺はぬかるんでるな…」
特科「濡れた苔は滑るから気を付けろよー」

機関「おう…、しかし木もよくわからんものが多いな」
特科「滑っても変なつるにすがるんじゃねーぞ。棘や毒で腫れ上がる事もあっからな」

機関「あまり夜は歩きたくないな…」
特科「そうだな。夜光虫かなと思ったらワニの目だったっていうのもあるかもな」

機関「おい!最後の情報はおかしいだろ」
特科「いや、昔マジであった話だから」

機関「なぁ…こんな所に食べられるものはあるのか?」
特科「うーん。あるにはあるけど、食いたいかは別って感じ」

機関「え?あったのか?ちなみにどれだよ」
特科「そうだなー例えばこいつとか…」

機関「うぇっ…。よし…あとで魚を捕ろう
特科「じじいのくせに繊細かよ。そういや水はどうする?その辺の泥水ろ過するか?」

機関「お前な、ペアの相手を誰だと思っている」
特科「おっさん」

機関「おい!じじいだ、おっさんだってお前も同じだろ。いやいやそうじゃなくて、いいか?俺は『真水の一滴は血の一滴 』と言われる艦の中で真水を制していた男だぞ」
特科「おー。で?」

機関「もうちょっと期待しろよ…」
特科「わーガタイのいいお兄さんは何をしてくれるの~?少国民に教えて~?」

機関「うむ。お兄さんは海水を真水に変える装置を作るぞ
特科「俺がふっといてなんだけど、内容に反してとてつもなく気持ち悪いな。てかまじでそんな装置作るの?じゃー風呂もお願い。お茶の間に俺の入浴シーンを届けるから」

機関「ウォッホン…(←乗っといてちょっと恥ずかしくなった人)。風呂は海水だ。いやその前にお前の入浴シーンを届ける必要性はどこにある」
特科「だから目の保養っていう重要な役目がな」

機関「誰が求めてんだよ。他にないのか、もっと役に立つ事は」
特科「俺も一応考えてきたぜ」

機関「何を」
特科「やっぱりよ。船には大砲が必要だろ?」

機関「ん?え?必要か?」
特科「そりゃそうだろ、他のチームの船を沈めて完全な勝利をつかむんだから」

機関「お前…過激だな…」
特科「ハハハハ、俺はその為に塩ビパイプを担いできたんだ」

機関「え?あれは船の材料じゃないのか?」
特科「お前こそ俺を誰だと思ってるんだ。あれは砲身だ。大砲を作るんだよ!



食料

普通「そういえば陸さん、この無人島に動物はいるんでしょうかね?」
陸「うむ。何かしらいると思うが、実は今回、特別に数匹動物を放っておいた
海「は?」

陸「俺からの食材の差し入れというか。捕らなかったらちゃんと後で回収するぞ」
普通「ちなみに何の動物を放ったんですか?」

陸「鶏と豚とイノシシ
普通「それはごちそうですね!」
海「だが生きているんだろ…」

陸「ちゃんと前処理は済ませてあるからな」
普通「手厚い!若干レンジャー訓練を彷彿とさせますが、各チームは陸さんからのありがたい差し入れを食べる事ができるのでしょうか!これも一つの楽しみになりましたね!」
海「…」



脱出島ペア3 飛行・空挺組

飛行「あれ?なぁ今、鶏がいたよな」
空挺「いたね」

飛行「無人島であんな鶏っている?」
空挺「さぁ…でも超ラッキー。せっかくだから頂いちゃおうよ」

飛行「そうだな」
空挺「捕ってくるからちょっと待ってて」

コケェェェェ………

飛行「おー見事」
空挺「途中に蛇もいたけど、今はとりあえず鶏だけでいいよね」

飛行「俺はずっと鶏だけでいい…」
空挺「はは」

飛行「でもあっさり食材が手に入ったから、遊ぶ時間が増えたな!」
空挺「そうだね~」


脱出島ペア5 陸自・海自組

海自「さーって、とりあえず水と食料を確保したい所だけど」
陸自「おっ。あそこに水たまりがある。水ゲットー!

海自「えー超濁ってるじゃん…」
陸自「ふふふ…じゃじゃーん『炭~』。あとその辺のものを使ってろ過を…」

海自「効果音付きで出した割にはアナログだな」
陸自「もっとアナログに葉っぱの露ってのもあるけど」

海自「気が遠くなるわ」
陸自「まぁ、ほんとはうちの装備品で“携帯浄水具”ってのもあるんだけど、それだとルール違反になっちゃうだろ?」

海自「まぁそうだけど…。あー艦の造水装置が欲しい…文明の利器…」
陸自「そんなにすげーの?」

海自「おうよ。その造水装置で海水から大量の真水を作れるんだ。だから航海中はあまり水に困る事はないんだぜ」
陸自「へー。でもそれを言ったらうちにも、自然水を浄化出来る『浄水セット』って呼ばれる車載式の浄水装置を保有しているよ」

海自「自然水ってどの範囲?」
陸自「河川や湖沼の水、ヘドロが堆積した所とか汚染された水からも飲料水が作れる優れものだよ。『逆浸透2型』は海水もいける。近年では有事の際だけじゃなくって、国連平和維持活動(PKO)や災害復興支援でも活躍が期待されている装置だね」

海自「なぁこのくだり、俺たちどこかに宣伝しているのか?」
陸自「まぁアピールできる時にしとこうぜ」

海自「そうだな…ってごめん、さっきからすげー奥で何かが動いているのが見えるんだが…。ちょっと振り返ってみ?」
陸自「ん?…イノシシ!?

海自「やっぱり!?ど…どうする!?」
陸自「そーだなー」

海自「ひとまず逃げよう!
陸自「え?そう?何か試されている気がするんだけど…」



差し入れ

脱出島ペア5 陸自・海自組

海自「ハァハァハァ…もうイノシシ…いないよな…」
陸自「いないみたいだな。しかしあれは逃げるのが正解なのか…捕獲して食べた方が…ブツブツブツ…」

海自「イノシシは人身事故とかあるんだから逃げるのが正解だろ」
陸自「うーむ」

海自「てか俺たちまだ泥水しか調達してないぜ、寝る所と船も作らないと…」
陸自「そうだなー。ん?海自、見てあれ!なんか旗がある!」

海自「あの旗あれじゃね?裏に名前があってその人からの差し入れがもらえるやつ!」
陸自「だよな!誰の差し入れかなぁ!」

(裏をぺらり★)

陸自・海自「空自だ!!!

空自からのビデオレター

どうも~!空自です!無人島は楽しいですかー!え?寂しい?ですよね~。という事で、わたくし空自の差し入れはこちら!『遮光器土偶』です!この子がいれば無人島でも寂しさを感じないはず!ぜひ!俺だと思ってお側に置いてくださいね!では!引き続き頑張ってくださ~い!

陸自・海自「…」



他のチームと出会ったら

脱出島ペア4 機甲・海士兄組

海士兄「はー、怪しい水と怪しい果物はゲットしたけど、なんか物足りないね」
機甲「そこは海士さんの魚を期待してるっすよ」

海士兄「おっけー。じゃー海岸に戻ろっか~」
機甲「そうっすね。漂着物もチェックしたいっす」

海士兄「あれ?ねぇねぇあそこに誰かいない?」
機甲「あ、ほんとだ。あれは陸自と海自さんっす」

海士兄「ちょっと偵察に行ってみようよー!」
機甲「了解っす」

脱出島ペア5 陸自・海自組

陸自「なぁ海自ー、柵はこんな感じでいい?」
海自「そうだな。あとこっちにも木を添えたら逃げないんじゃね?」

陸自「しかし、なんで豚なんかいたんだろうなー」
海自「ここ…本当に無人島なのか?豚とかイノシシとか出すぎだろ…」

陸自「でもまぁ豚は貴重な食糧になるじゃん」
海自「…俺は捌けないけどな。はーなんかちょっと疲れたー…」

海士兄「かーいーじくーん!!!
海自「わー!!!びっくりした!!っておにーさん!!!

機甲「よー陸自」
陸自「機甲さん!」

海士兄「歩いてたら二人が見えたから来ちゃった!」
海自「そうだったんですか」

機甲「陸自…その豚どうしたんだ?」
陸自「それが偶然いたんですよ!思わず捕まえちゃいました。あ、イノシシもいたんですよ!」

ピロピロピロピーン
ピロピロピロピーン


普通「こちらスタジオの普通です」

機甲「ん?なんか変な音と雑音が」
陸自「普通さんの声ですね」

普通「えー無人島で、二組のチームが遭遇した場合、その二組でゲームをしていただきます!」

陸自・海自・機甲・海士兄「ゲーム!?

普通「はい。勝った方には賞品があります」

陸自・海自・機甲・海士兄「おー!

普通「ゲーム内容は解説席の陸さんと海さんに適当に決めてもらいます。どうしましょうか?」

陸自・海自・機甲・海士兄「適当…

陸「では海岸線を10km走って…」
海「そんな長い時間、見ていられん。相撲一本勝負でどうだ」

陸「それで」
海「ずいぶんとあっさりしているな」

陸「ちょっと腹が減ってきたのですき焼きでも作ろうかと。いい肉があるんだ。普通も食べるだろ?」


普通「すき焼きいいですね!いただきます。えーという事で!相撲一本勝負で勝敗を決していただきます!」

機甲「なんすかすき焼きって!ずるいっすよーーー!!!!!

普通「はやくやれ

海士兄「よし…賞品ゲットしたいから、僕はやるよ!海自君かかってきな!
海自「え!?俺!?」

陸自「ご指名だから行かないと。お前の時代!
海自「その部分はまだ来てないんだよ…!」


結果…


海士兄「やったー!!!!」
機甲「やったっすー!!!」

海自「だから言っただろー」
陸自「まぁ俺たちは失うものないし」

普通「えーでは勝ったチームは、負けたチームから一品奪う事ができます!

陸自・海自「えっ!!!
機甲・海士兄「おーーー」

機甲「何にするっすかねー」
海士兄「ねーねーあそこに土偶があるけどあれは何?」

陸自「あ…あれは空自からの差し入れです!」
海士兄「かわいいね」
機甲「面白いな」

海自「青森の『亀ヶ岡遺跡』から出土した遮光器土偶の精巧なレプリカで、つがるからの直送品です!このサイズは結構値が張りますよ」
海士兄「へー貴重な感じ」
機甲「つくりもいいっすね」

機甲・海士兄「じゃー豚でお願いします

陸自・海自「トン吉ィィィィ…」



お食事タイム

脱出島ペア1 1佐・施設組

施設「できたー!ピザ窯!いやピッツァ窯!!」
1佐「よくやりました。それでは窯を温めてください。私はピッツァ作りをはじめます」

施設「材料はどうするんだ?」
1佐「すべて持ってきました」

施設「え?それルール違反じゃねーの?」
1佐「この私が参加するんですよ?その位は当然です。前もって陸さん達に認めさせ…認めてもらっています」

施設「それならいいんだけどよ」
1佐「まぁ大工はおなかを空かして待っていなさい」

そして…


施設「こんな感じか?てかさりげなく俺、火も起こしていますからね?
1佐「その位朝飯前でしょ。あー中いいですね。本格的なピッツァができますよ」

施設「早く焼いでくれ~腹減ったー…ずっと働かされていたからな…」
1佐「あと少しの辛抱です。では入れますよー」

施設「あ、それ…貧弱な円匙かと思ったら、ピザ…ピッツァを乗っけて窯に入れるやつか」
1佐「これはPizza Peelです」



1佐「すぐに焼けますからね」
施設「お~楽しみだな」

1佐「片側が焼けたら少し回転させるんですよ、こんな感じですかね」
施設「なかなか手つきがいい…ん?なんか…煙が増えて…ケホッ」

1佐「コホッ…あれ?ピッツァが見えなくなりました…コホッ…ちょっと大工…どうなっているんですか?」
施設「わからねーが、嫌な予感がっ…ケホッケホッ」

1佐「コホッ…どんどん煙がっ…!」
施設「ヤバイ…に…逃げるぞ!!」

1佐「…ええっ!?」
施設「爆発するッ!」


ドッカーーーーン!!



脱出島ペア2 特科・機関組

機関「お…おい!なんか爆発音がしたぞ!!
特科「そうだな」

機関「そうだなって…やけに落ち着いているが大丈夫なのか?」
特科「大丈夫。今の音で大体の方向と距離が分かっから女神様は

機関「お…おお」
特科「俺としてはむしろお前が大掛かりに火を起こしている方が怖えーぞ」

機関「焚き木に関しては譲れんからな」
特科「ありがてーんだけど、隠掩蔽をガン無視した目立ち具合にソワソワするわ…」



脱出島ペア4 機甲・海士兄組

機甲「ん?なんか爆発音がしたっすね。海士さん大丈夫っすかね…魚を捕りに行ってくれてるんすけど」
海士兄「機甲さぁ~ん!なんか爆発音がしたー!」

機甲「おーおかえりなさい。大丈夫そうっすね。それに大漁っす!」
海士兄「ギィャァァァァァァァァ

機甲「な…なんすか?」
海士兄「ちちちち…血…血だらけっ…!!!!!ここで爆発した!?」

機甲「してないっす。これは豚の血抜きをしたのが付いたんすよ。あ、そっちには内臓があるんで、魚は向こうに置いた方がいいっす」
海士兄「は…はぁー…い」

機甲「いやー肉も魚も揃うとかぜいたくっす」
海士兄「うう…うん…そうだけど…ひとまず海で洗い流そうよ。ちょっとした放送事故だよ」

機甲「そうっすか?そんなつもりはなかったんすけど」
海士兄「犯人は得てしてそう言うんだよ…」

機甲「殺意はなかったと言えばうそになるっす…!」
海士兄「うんうん、まぁ僕も共犯だしね。っては茶番はいいとして、海水風呂を沸かしてあげるから入った方がいいよ」



脱出島ペア5 陸自・海自組

海自「えっ…!今の爆発音何!?
陸自「なんだろうなー」

海自「これから暗くなるってのに怖えーな…」
陸自「様子見てこようか?」

海自「んー…俺一人で待つっていうのも…」
陸自「寂しいなら土偶が…空自がいるだろ」

海自「いや、心の問題より、物理的に何かが起こったら嫌だろー」
陸自「そっち」

海自「でもまぁ…今の爆発は1佐が何かしでかしただけかもしれねーし」
陸自「その可能性は大いにありそう」

海自「だから俺たちはこのまま飯を食おう!さっき釣った魚もいい感じに焼けたし」
陸自「おっうまそう!まぁ何かあれば俺が対処するから安心しろよ」



脱出島ペア1 1佐・施設組

1佐「ちょっと…大工…重い…」
施設「あー…所々石がぶつかって痛てぇ…」

1佐「私は全く痛くありません」
施設「そりゃそうだろ!俺がかばったんだから。あー痛てぇ」

1佐「しかしなんで爆発したんでしょう?あなたの窯の作り方に問題があったんじゃないですか?」
施設「それはねぇ。絶対ねぇ」

1佐「私のピッツァは完璧なのに」
施設「(恐ろしくこれまでの所業を棚にあげている…)」

1佐「まぁしょうがありません。ここはカレーにしましょうか」
施設「え?今から作るのか?てか材料…」

1佐「万が一のためにカレー(レトルト)を持ってきたんですよ」
施設「あんたなんでもありだな…」

1佐「ですので、大工、ひとまずどいてください」
施設「おおう…」



脱出島ペア3 飛行・空挺組

飛行「空挺、『空自空上げ』できたぞ~」
空挺「わ~美味しそう!」

飛行「空挺が鶏を捕まえてくれたおかげだよ」
空挺「なんかお酒が欲しくなるねー」

飛行「だな。そういえばさっき爆発音がしたけど何だったんだろうな」
空挺「一応木に登って確認したら狼煙みたいになってたよ」

飛行「なんかの合図かな」
空挺「ご飯ができたよーって?」

飛行「それ笑える」
空挺「まぁ俺たちに害はなさそうだね」

飛行「もし害があったとしても俺は空挺がいるから安心してる」
空挺「はは。そうだね」

飛行「ほら。冷めないうちに『空上げ』食べて。んでトランプもやらないとな」
空挺「うんうん。飛行楽しんでるね」

飛行「これならもう少し長く滞在してもいい
空挺「ほんとに?」

飛行「楽しいじゃん」
空挺「楽しいね。そっかー。わかったわかった」

飛行「わかったって?」
空挺「いやいやこっちの話」

『もう少し長く滞在してもいい』というこの何気ない一言が、この後の脱出島の様相を一変するとはこの時の飛行は知る由もなかった


脱出島ペア1 1佐・施設組

施設「はぁ…船は基礎までしかできなかった…」
1佐「仕方ありませんね。また明日頑張りなさい」

施設「(おまゆー…)で?小屋は気に入りましたか?」
1佐「短い時間で作った割にはいいですね。では、私は休みますのでまた明日(バタン)」

施設「ちょ!!俺も入れて!!



脱出島ペア2 特科・機関組

機関「いい風呂だろ」
特科「なんでお前と入らなくちゃいけないんだ…」

機関「文句を言うな。砂浜に大露天風呂を作ってやったんだから」
特科「お前がいるとお茶の間に映像を届けられないだろ」

機関「そうか?俺だって肉体美を保っていると思うぞ?」
特科「立つな。俺に見せるな

機関「ここは編集で股間に画像がかぶせられているんだろうな」
特科「お前はボイラーで、俺は大砲か?」



脱出島ペア4 機甲・海士兄組

海士兄「ローストポークおいしかったね~」
機甲「あと燻製系もやるっすよ」

海士兄「最高じゃん。おとーとにも食べさせたいな」
機甲「持って帰ったらいいんじゃないっすか?」

海士兄「そうだね!豚肉担いで帰るよ!」
機甲「じゃー船も少しやっちゃうっすか?早く持って帰りたいっすよね」



脱出島ペア5 陸自・海自組

海自「いやー無人島でこんなにいい風呂に入れるとは思わなかった」
陸自「『野外入浴セット俺型』だ。輸送…いやこの場合は需品さんに前もっていろいろと聞いといたんだよ」

海自「入浴支援ありがとうございます
陸自「はは。湯船が海水っていうのは慣れないけど」

海自「しかしあれだな、満天の星空の中で心なしか豚肉のいい匂いが漂ってくるな…」
陸自「うん…トン吉よ…安らかに成仏してくれ…」



脱出島ペア3 飛行・空挺組

飛行「えーちょっと待って!革命!?まだできたのかー!」
空挺「二人で大富豪なんだから。油断しすぎ~。飛行出せる?」

飛行「無理だー!ジョーカーもないし。負けた~」
空挺「これで勝敗は五分五分じゃない?」

飛行「そうかな。あーちょっとトランプをやりすぎたな」
空挺「寝る?」

飛行「んー心地よい疲労感で眠ってしまいたいけど、俺たち全然船を作ってない…」
空挺「明日、作ればいいんじゃない?」

飛行「でもそれだと勝てないぞー。少し仮眠して作る?」
空挺「そうだね、じゃー飛行は先に寝てて」

飛行「え?空挺は寝ないの?」
空挺「ちょっと散歩してくる」

飛行「今から?」
空挺「少し気分転換するだけだから」

飛行「そうか、気を付けろよ。帰って来たら起こしてくれていいぞ。俺が先に作っとくから」
空挺「わかった。おやすみ飛行」

飛行「おやすみー」
空挺「…(さて。もう少し滞在したいっていう飛行の願いを叶えてあげようかな。もちろん勝負も捨てないで)」


ノコギリとナイフを手に暗闇に消えていく空挺



朝の惨劇

脱出島ペア1 1佐・施設組

施設「なんじゃこりゃぁぁぁぁあ
1佐「朝からうるさいですね、大工」

施設「船の基礎が破壊されている!!!
1佐「えぇ!!?」

施設「誰がやりやがった…」
1佐「人の仕業ですよね…?」

施設「切り口が鮮やかだな…。砲…いやあいつはちげーな。戦車のヤローか…空挺か!?ブツブツブツ…」
1佐「大工どうするんですか?」

施設「俺の陣地を襲撃した事、後悔させてやる。長期戦だ
1佐「えぇ!?」



脱出島ペア2 特科・機関組

機関「うおーーーーーーーーいい!!!どうなってんだ!?
特科「朝からうっせーな」

機関「お前か!?」
特科「何がだよ」

機関「船と露天風呂と造水装置、全て破壊されているぞ!!!!
特科「へ?」

機関「もしや…積年の海軍への恨みか!?」
特科「はぁ!?ちげーよ!俺じゃねーよ。曲がりなりにも俺たち同じチームなんだから、そんな事をするわけねーだろ!」

機関「それでは誰の仕業だっていうんだ」
特科「うーむ。工…いやちげーな。戦車か…空挺か…」

機関「他のチームのやつって事か?」
特科「多分な。まぁでもわかりましたよ。そう来るなら俺だってだまってねーぜ」

機関「どうするんだよ」
特科「攻撃は最大の防御つっただろ?お前は破壊されたものでも直しとけ」



脱出島ペア4 機甲・海士兄組

海士兄「はーーーー海自体操ですっきりー。ってギャーーーーーーーー!!!!
機甲「ふぁ、どうしたんすかー?」

海士兄「船が壊されてる!!!!あと豚肉減ってる!!!!
機甲「マジっすか!?」

海士兄「もー!!ありえない!!せっかく途中まで作ったのに~!誰がやったの!?まさか海自君たちが豚の報復で?」
機甲「いや、あの二人はないんじゃないっすか?まぁ陸自がもしやってたらただじゃ置かないっすけどね」



脱出島ペア5 陸自・海自組

陸自「ちょっ…ちょっと海自!起きて!おい!」
海自「なんだよ…あと五分…」

陸自「五分前行動して!大変なんだよ!遮光器土偶がっ…!!!」
海自「空自がどうしたって~?」

陸自「スケキヨ状態になってる
海自「マジかよ~空自、面白れぇな…」

陸自「あと!!!船が壊れてる!!!」
海自「はぁっ!!???」

陸自「バラバラになってるんだよ!!!見てみろよ!!」
海自「完成間近だったよな…どういう事…!!??」

陸自「…」
海自「…」

陸自・海自「これが旧軍のやり方かー!!!!!!



おだやかな朝

陸「普通、おはよう。早いな」
普通「陸さん、おはようございます。海さんもおはようございます」

陸「そろそろ島を脱出し始めるチームが出てきたか?」
普通「それが、事態が急変したんですよ」

陸「急変?」
普通「はい。朝になったら各チームの船が壊れていまして」

海「どういう事だ」
普通「どうやら夜に破壊されたようですね」

海「誰かが壊したという事か?」
普通「各チームの様子を見ると、飛行・空挺チームの仕業かと」

陸「多分空挺一人の犯行だろうな」
普通「だと思います」

海「しかし船が壊されてしまっては今日の脱出は不可能なのではないか?」
陸「今日どころか明日以降も脱出できるか分からんぞ」

普通「そうですね」
海「なんだと…」

陸「ま、われらはひとまず朝食を食べよう」
普通「ありがとうございます」



脱出島ペア3 飛行・空挺組

空挺「飛行ーおはよー。朝食ができたよー」
飛行「あれ?ごめん、朝まで寝ちゃった?あー…やばい船…」

空挺「大丈夫だよ。ゆっくり食べてからやろうよ。豚肉がおいしいよー」
飛行「豚肉なんかあったっけ?」

空挺「昨日散歩してたら見つけたんだよ」
飛行「へーなんか手厚い無人島生活だな。まぁ俺たちはゆっくり行くか」

空挺「うんうん」
飛行「他のチームはもう脱出していると思う?」

空挺「まだしてないよ」
飛行「そう?施設さんあたりは早そうだけど」

空挺「あそこは1佐さんがいるからまだだよ」
飛行「あーそっか。なら俺たちにも勝つ可能性があるかもな」

空挺「うん。あ、そうだ飛行には悪いんだけど、ちょっと拠点の位置を変えていい?」
飛行「ん?いいぞ?ここだと何か問題があるのか?」

空挺「もうちょっと雑木林の中に入った方が安全だから」
飛行「お?おー。あ、この豚肉うまいな」



泥仕合

脱出島ペア2 特科・機関組

機関「砲弾も作ったのか…若干の油臭がするが大丈夫なのか…?」
特科「威力は調節してあっから。さ~て、敵陣に撃ち込んでやるぜ」

機関「場所はわかるのか?」
特科「一つは確実にわかる。他も撃ってから修正してく」

機関「俺はどうすればいい?」
特科「お前は船を仕上げろ。よーしいっくぞーーーーー!!



脱出島ペア1 1佐・施設組

1佐「大工~。魚を釣ってきましたよ。私が糸を垂らした瞬間から入れ食い状た…」
施設「あっ!そこ歩くなっ!」

ズボッ!!!

1佐「チョーーーーット!!!!コホッ!なんですかこの穴は!!」
施設「敵が来た時用に落とし穴を掘ったんだよ。なんであんたがわざわざはまるっ…」

じゅどーーーん!!!

1佐「今の音なんですか!?」
施設「なんかボールみたいなのが降って来たぞ。ありゃ砲弾か?」

1佐「砲弾!?
施設「こりゃ砲の仕業だな」

じゅどーーーん!!!

1佐「豆鉄砲のくせに生意気なっ!」
施設「しかしちょうど落とし穴がタコツボみてーになっていて防御されているという…」

1佐「何を悠長な事を!大工!どうするんですか!」
施設「とりあえず場所を変えねーとな。多分昨日の爆発でこっちの居場所がバレてる」



脱出島ペア4 機甲・海士兄組

海士兄「わっ!なんか近くで破裂した音がした!!!」
機甲「撃ってきてるっすね」

海士兄「えーーー」
機甲「この弾道は特科さんっすよ」

海士兄「どうするの?」
機甲「もちろん応戦するっすよ。直接射撃で誰が陸の王者か思い知らせるっす!!



脱出島ペア5 陸自・海自組

海自「わーーーーあっちの方でなんか炸裂したぞ!?」
陸自「これは…特科さんが撃ってきているな」

海自「まじで!?どうするよ!?」
陸自「正確な射撃諸元の算定はできてないだろうから、直撃しないんじゃない?」

海自「でも万が一って事もあるから、ここはいかだに切り替えてすぐに海に出ようぜ。大海原まで届くまい!
陸自「おお。そうだな。多分機甲さんあたりは応戦しそうだからその隙に!」



脱出島ペア3 飛行・空挺組

飛行「あれ?今頭上をボールみたいなのが通過していったぞ」
空挺「時々何かが破裂する音がしてるから、特科さんの仕業かな」

飛行「随分あさっての方向に撃ってるなー。まぁ昔も度々そんな事があったけど」
空挺「あーそうだねー。よく射弾観測したもんね」

飛行「でもまぐれで当たっても嫌だなぁ」
空挺「そうしたら俺、物理的に止めてくるよ」

飛行「大丈夫か?」
空挺「飛行は安全そうな所で待ってて」



脱出島ペア2 特科・機関組

特科「おーい、機関。船の方はどうだー?」
機関「当初よりスケールダウンせざるを得なかったが、なんとか修復して海に停泊させている…ってお前後ろ!!!」

どっかーん!!!

特科「この弾道は戦車だな…」
機関「なんだよ反撃してきたのかよ!」

特科「陣地変換するぞ」
機関「え!?どういう状況だよこれ」



脱出島ペア4 機甲・海士兄組

機甲「特科さんたち、移動したっすね。ま、すぐに陣地変換してなかったあたり、油断しすぎっすけどね」
海士兄「船完成させてたんじゃない?機甲さん。ちょっとあの二人、足止めしといてもらえる?」

機甲「了解っす!」



脱出島ペア3 飛行・空挺組

飛行「あれ?早いな」
空挺「なんか様子を見に行ったら、いろいろ始まってた」

飛行「へー。じゃー俺たちどうする?船をつくるか?」
空挺「あの様子だと急がなくていいんじゃないかな」

飛行「そっか、それならビーチバレーする?俺ボール持ってきた」
空挺「いいね」



脱出島ペア5 陸自・海自組

海自「よし…いかだができたぞ、すぐに脱出するか」
陸自「そうだな。あ。空自も連れて行かないと」

海自「出航するぞ!
陸自「おーー!!

五分後…


海自「…あれ?なんか…端っこの木が流れた…」
陸自「おおお…そこから次々と崩れていってるぞ…」

海自「急いで作ったから接合部分が弱かったか…」
陸自「って丸太一本になってるぞーー!!

海自「…しょうがねぇ…ここから江田島式の遠泳するか…」
陸自「ま…待って、空自が岸に上がってるから一回戻ろう」



脱出島ペア2 特科・機関組

特科「ちっ…戦車のやろーしつけーな」
機関「ここは一気に船に乗って海に出た方がいいんじゃないか?」

特科「そうするか」
機関「船はこっちだ」

機甲「特科さん逃げるっすかー!

特科「うるせぇ!!こちとら島を脱出すんだよ!!勝つんだよ!!
機関「あそこに機甲がいるって事は奴らの船はまだだな。それなら海士の腕をもってしても我らに追いつけまい」

特科「俺たちの分業が上手くいったな」
機関「いや、お前が暴走していただけだと思うが、まぁいい。急いで出航するぞ!」

特科「じゃーなー戦車~!」
機関「海に出てしまえばこっちのもんだ」

海士兄「どうかな?

機関「あれ!?なんでお前がここに…」
特科「き…機関!!底に穴があいてっぞ!!!」

機関「なに…!?」
特科「し…沈む沈むっ…!」

海士兄「もう少ししたら船が真っ二つに割れるよ」
特科「海士さんナイスっす」



脱出島ペア1 1佐・施設組

1佐「先ほどからしていた破裂音が消えましたね」
施設「そうだな。だがいつ襲ってくるかもわからねー」

1佐「ここは大丈夫なんですか?」
施設「堅牢な陣地を構築してるぜ…」

1佐「へー…」
施設「おっと、むやみに歩き回らないでくださいよ。地雷を埋めたんで」

1佐「は?…ちょっと私はいつ脱出するんですか」
施設「言っただろ長期戦だって」



結局


その後足の引っ張り合いという泥仕合が三日三晩続いた…


陸「これ…どうするんだ?」
普通「なかなか終わりませんね。出航しようとしても、他のチームが阻止していますしね」
海「その中でもいかだを作って自滅した海自たちは何なんだ…」

普通「この状態のきっかけをつくった空挺も脱出するわけでもなく完全に遊んでいますしね」
陸「度々夜襲をかけているがな」
海「脱出する気がない上に他のチームを道連れにしたのか」

普通「でも施設の所には初日以降あまり手を出していませんね」
陸「堅牢な陣地を築いたからなぁ」
海「船を作れよ…」

普通「しかし1佐殿は施設に守られているとはいえよくここまで耐えていますね」
陸「1佐とて歴戦の強者だぞ」
海「あいつだけ持ち物が違うけどな…」

陸「まぁいずれにしても今回は強制的に終わらせるしかないか」
普通「そうですねー。そろそろ現地自活も必要な頃ですし」
海「この数日間何を見せられたんだ…」

陸「海、お前は三食昼寝付きで悠々自適だっただろ」
普通「いやほんとに俺もお世話になりました」
海「ゴホン…。では強制終了の知らせは、奴らにどう伝える」

普通「通信機が巻き込まれて壊れてしまいましたからね…」
陸「それなら上空からビラを撒いたらどうだ」
海「いろいろと彷彿とさせるが、航空にやらせるか」


かくして無人島にビラが撒かれたが、一部のチームがビラの真偽を疑ったため完全に終了させるには至らなかった。結局、スタジオの三人が乗り込み直接伝える事によって、本企画は終了したのであった