S違い

ミリタリー王のネタ「SFとは何の略?」で特殊作戦群(陸自の特殊部隊)に触れましたが、この方々を隠語では『S』(エス)とも言います(『SF』のスペシャルからきている)。そこで!! 『S』といえば、旧海軍も芸者を意味する隠語で使っていたな…と思いまして、この意味違いでミニミニ小話を書いてみました☆とてもしょーもないんですが、その場面を想像したら面白すぎたので、やってしまいましたw

ということで、↓こういう認識違いが発生しているという状況のもと、会話が進みます!

陸自的『S』→ 特殊作戦群(特戦群)
海軍的『S』→ 芸者


主に機関と航空が、芸者と思い込んで他の陸の方々と話すっていう流れになります~☆
では以下スタート!!


 空挺・飛行(そののち陸警)編

機関・航空「え!!??今何て言った!!??
空挺「だから、陸さんが『S』(特戦群)な時があるって話なんだけど……。……え?」
※空挺さんは同じ駐屯地繋がり

機関「『え?』じゃないだろ!!!」
航空「お前今、とんでもない爆弾発言したよ!?」

空挺「そうかなぁ……」

機関「そうだろ!!
航空「こんなこと聞いてよかったのか……」

空挺「言ったらまずかったかなぁ……(特殊部隊だから……)」

機関「まずい!!まずいよなぁ航空!!」
航空「俺は正直信じられませんけどね……」

機関「俺だって信じられないよ!!」
航空「ですよねぇ……」

空挺「そんなに?」

機関・航空「陸さんが『S』(芸者)だぞ!?
空挺「うん『S』(特戦群)だよ」

機関「いやー無い無い、ありえない」
航空「悪い冗談だとしか……」

空挺「じゃあ冗談ってことで!」

機関「この話の流れで冗談にできるか!」
航空「もう聞いちゃいましたもんねぇ……」

空挺「もー……しつこいなぁ……」

機関「お前がとんでもないこと言うからだろ!」
航空「そうだよ!こんな爆弾発言をスルーできるわけないでしょ!」

空挺「あーそうなんだー……ぐらいでいいじゃん」
機関・航空「出来るかバカタレ!!!!

航空「ていうかさ、飛行もよく黙っていられるね」
飛行「え?俺?俺はまぁ前に聞いていたから……」

機関・航空「ええええええええええええ

航空「飛行は驚かないわけ!?」
飛行「そりゃーはじめはちょっと驚いたけど……」

機関・航空「ちょっと!?

機関「ちょっとしか驚かないのか!?」
航空「ありえないありえない……」

機関「陸軍ではどういう教育をしていたんだ……」
航空「俺は頭がおかしくなりそうですよ……」

飛行「というか……そんなに驚く?」
機関・航空「驚くわ!!

飛行「そうかなぁ……」
空挺「飛行もそう思うよね」

航空「『S』(芸者)だよ!?」
空挺「うん、『S』(特戦群)だよ」

航空「いっそサドならわかる」
飛行「おおおおお……お前はなんてことを!」

機関「俺もサドならわかるぞ」
空挺「陸さんを見た目で判断しないでください」
飛行「いや……空挺それもどうかと…。マゾだったら失礼だろ」

航空「でも『S』(芸者)なんだよねぇ……?」
空挺「うん、『S』(特戦群)だって言ってるでしょー」

航空「いやーーー……」
機関「……陸自というより陸軍が狂っているんだな

飛行「そんなことないですよ!」
航空「いや狂ってるよ!だってトップが『S』(芸者)やっちゃうんだよ!?」

空挺「まぁ……ある意味、狂っているともいえるね。『S』(特戦群)も大変だから」
機関「すべての意味で狂っているぞ……」

航空「まーでも……狂ってはいるけど……ビジュアル的にはいけなくもないかなぁ……(デカいけど)」
機関「まー……うむ……それは否定できん……(デカいけど)」

空挺「ビジュアル関係ある?」
航空・機関「あるだろ!」

空挺「そうかなぁ……どっちかといえば身体の方が大事じゃないかなぁ」
航空・機関「ぎいぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!」

空挺「?そんなにおかしなこと言ってないと思うけどなぁ…。まぁ確かに海さんと1佐さんがそう(特別警備隊(SBU)- 海自の特殊部隊)だったらっていうのは想像つかないけど…」

機関・航空「あったりまえだろ!あの二人が『S』(芸者)とか身の毛がよだつ!!」
空挺・飛行「あーー……(敵のシメ方がエグそう)」

機関「『S』(芸者)はな、会いに行きこそすれ、なるもんじゃないだろ!」
航空「ほんとそうですよ」

空挺「まぁどっちにしろ機関さんと航空はまずなれませんから。能力的に」
機関・航空「なりたくないわ!!

空挺「あはははは」

機関「でもこの話、海さんと1佐は知っているのか?」
航空「確かに」

空挺「どうなんだろー」
飛行「海さんは職場が一緒だし、色々と知っていた方が都合がいいから知っているんじゃないの?」

機関「いやー…陸さんは知られていいのか……それを」
航空「エスプレイ(芸者遊び)でばったり会ったりして……」

機関「お前、それは恐ろしく気まずいな……絵面は面白いが」
航空「絵面は面白いですけど、お互い地獄ですよね」

飛行「?オスプレイがどうしたって?」
航空「いやいやこっちの話」

空挺「そういえば陸警くん遅いね」
機関「海自から電話があって出て行ったきりだな」

空挺「まぁいずれにしても、そんなにドン引きなら『S』(特戦群)の話は忘れてよ」
機関「忘れられるか!!完全に『S』(芸者)な陸さんが脳内で出来上がったぞ」
航空「俺もですね」

空挺「あー……そう。まぁかっこいいから」
機関・航空「かっこいい!!??」

機関「『S』(芸者)にかっこいいっていうジャンルあるか?」
航空「まー……なくもないですが……」

機関「……確かに」
航空「そりゃ陸さんならかっこいいになるんじゃないですかねえ……」

空挺・飛行「(むしろそれ以外何があるんだろう……)」

機関「……というか、大事なことを聞くのを忘れた」
空挺「?」

機関「それは『任務』ということか?」
航空「あー……そうですよね、最悪それなら納得できます(任務ではなく余興なら……)」

空挺「もちろん任務だね(というか部隊だけど)」
機関・航空「ぐはっ……!!」

機関「……しかしとんでもねー任務をやるんだな…陸さん」
航空「恐ろしいですね……陸自って……」

空挺「そうかなーー……海自や空自にも……」
陸警「ただいま戻りましたー」

機関・航空「おーー……」

陸警「なんか、機関さんと航空……やつれてない?」

機関「そりゃーやつれもするわ……」
航空「空挺からとんでもないことを聞いちゃったからね」

陸警「とんでもないこと?」

空挺「いやさ、俺が陸さんは『S』(特戦群)もするときあるって言っただけなんだよね」
陸警「あー……(『S』(特戦群)ね)」

機関・航空「『S』(芸者)だぞ!!??」
陸警「あー……(芸者と勘違いしているんだろなぁ)」

陸警「あははははは(訂正しない)」


陸警は『S』(特戦群)をちゃんと認識しているよ!





 特科編

こちらは後日、別の機会に特科と話しているよ!


機関「しかし、陸上自衛隊という組織には驚いたな……。陸軍ともいうべきか……」
航空「ああ……あれですよねぇ……」
特科「おい……何の話だ?」

機関「ああ、こっちの話」
特科「お前、陸自の名前を出しといてこっちの話はねぇだろ」

機関「じゃあ言うけどよぉ!陸自では任務で『S』(芸者)やっているんだろ!?」
特科「は?まー任務といえば任務だが……(というか部隊っつーか)」

機関「狂ってるわ」
航空「ほんと狂ってますね」
特科「確かにあそこにいる奴らは狂っているな(誉め言葉)」

航空「……え?奴らって複数でやっているんですか?『S』(芸者)を?」
特科「当たり前だろww一人でできるわけねぇじゃねぇかww一人で任務を遂行できたら、バケモン、つーかいっそ変態だぜ」
機関「複数の方が変態だろ!

航空「あ、そういうことか」
機関「どうした?」

航空「俺気づいちゃいました」
機関「何に」

航空「女性隊員が『S』(芸者)をやっているんですよ」
機関「あーーー……確かに」

航空「陸さんがっていうから、てっきり男性隊員だと思い込んでいました」
機関「そうだ、そうだわ。確かにお前の言うとおりだ、うん」

特科「何に納得しているかわかんねーけど、『S』(特戦群)は普通は男だぞ」
機関・航空「はぁ!?」

機関「嘘つけ!女だろ!?
航空「女性じゃないとおかしいですよ」

特科「馬鹿かwww常識で考えろww基本男じゃねぇと無理だろwww」
機関「馬鹿野郎!女じゃないと無理だろ!お前の常識がおかしいぞ!!」

航空「まぁ…特科さんの常識はおかしいですからねぇ……」
特科「いや……お前らの方が絶対におかしい……」

航空「あ」
機関「今度はどうした?」

航空「またまた俺、気づいちゃいましたよ」
機関「何に」

航空「要は衛生さん系なんじゃないですか?」
機関「あーー……そっち。男の娘が『S』(芸者)をやっているわけか」

航空「男の娘の『S』(芸者)部隊なんですよ」
機関「恐ろしいほどの特殊部隊だなそれ」

特科「だから特殊部隊だよwww」

航空「ほら、やっぱり」
機関「さぞかし美少女……いや美少年ばかりなんだろうな」

特科「wwむしろムッキムキだぞwww

機関「お前らの性癖はどうなっているんだよ!
特科「お前らこそ、アニメかなんかの見すぎじゃねえのか?」
航空「見てないですよ」

機関「だめだ……やっぱり陸の奴らとは交われない……」
航空「昔からおかしいと思っていましたが、今でも陸の人たちはおかしいですね」

特科「待てやコラ。さらりと悪口を言いやがって。誰がおかしいって?」

機関「お前らだ。その中でも特にお前はおかしいがな」
特科「フン。凡人には俺のことは理解できないようだな」

航空「というか……。思えば、特科さんは進んで『S』(芸者)をやりたそうなイメージありますけど」
機関「確かに、嬉々としてやっていそうだ」
特科「俺が『S』(特戦群)?いやー……積極的にやりてぇわけじゃねえな」

機関「随分と更生したな」
航空「やっぱり男なら『S』(芸者)になるより『S』(芸者)とプレイしたいってことですかね」

特科「はぁ?『S』(特戦群)とプレイ?(サバゲーか?)」

機関「うむ。男のたしなみだな」
航空「そうですね」

特科「お前らにそんな趣味(サバゲー)があったのか……なんというか似合わないな……」
機関「お前海軍を馬鹿にしているのか?」
特科「いや……むしろ感心しているんだわ」

機関「お前も今度どうだ?エスプレイ
特科「エスプレイ?そんな造語があるくらい定着してんのか…(特戦群?特殊部隊?とサバゲー)」

機関「海軍士官でやってないやつなんていないだろ、なぁ?航空」
航空「はい」
特科「へぇー……まじかよ……。でも……まぁ俺は遠慮するわ」

機関「貴様それでも男なのか!
特科「何キレてんだよ。男が全員……そのなんだ?エスプレイ?(特戦群?特殊部隊?とサバゲー)が好きとは限らないだろ」

機関「陸の男には失望したわ!
特科「……お前らの向上心には感心するぜ……」

航空「向上心?ああ……まぁ……ある意味男を磨いていますからね」
機関「そうだ!男としてレベルアップをしているのだ!!
特科「随分意識高い系なんだな……」

機関「お前が低すぎるだけだろ」
航空「俺たちとしては常識ですからね」

特科「……しかしよく『S』(特戦群?特殊部隊?)がお前らごときを相手にするな」
航空「え?」
機関「どういうことだ?」

特科「だってよ、お前ら程度では足下にも及ばないだろ」
航空「……それはつまり……俺たちが『S』(芸者)に相手にされないとでも言うんですか!?」
機関「……随分見くびられたもんだな」

特科「お前らそんなにやり手なのかよ……」
航空「当然ですよ!『S』(芸者)相手にこの俺がFを食うことはないですよ!(振られることはないの意味)」
機関「え、まじか」

航空「え?
機関「え?いや……お前……ほんとにないの?」

航空「ないですね」
機関「えーー……」

航空「機関さんはあるんですか?」
機関「聞くかそれを」

航空「別に興味はないですけど」
機関「……」

航空「……」
機関「……まぁ、うん。あれだ。ほら海軍の集まりとかで海さんとか1佐がいる時とかあんだろ?」

航空「あー確かにそれなら機関さんの勝率ゼロですね」
機関「……わざわざそれを口に出すな」

航空「『S』(芸者)だって一人の女性ですから」
機関「……抉ってくるのな……」

特科「(ん?……なんか…さっきから話の内容がおかしくねぇか……?)」

航空「あ、すみません。本音が口をついて出てしまいました」
機関「……出すな、しまっとけ」

航空「あははは……」
機関「……ほんっとにお前は……」

特科「んー……(もしかして……『S』の意味が違うんじゃねぇか……?)」

機関「おっと。特科、すまんなこっちの話をして」
特科「あ?あー……いや、別にいいが……」

航空「難しい顔してどうかしましたか?」
特科「いや……なんか……ちょっと頭を整理したい」

機関「大丈夫か?」
航空「飲みすぎですか?」

特科「いや……そういうわけじゃねぇが……あのよ……『S』って女?」
機関「普通はそうだぞ」
航空「ムキムキの男の『S』(芸者)に酌をされてもねぇ……」

特科「(酌……)」
機関「身の毛がよだつな……」
航空「シングル・ストップ以前の問題ですね」

特科「シングル・ストップ?」
航空「ストップは『S』(芸者)と泊まることで、シングルがつくと一人寝ってことですね」

特科「あー……そう……あー……あー……なるほどね……そう……」

機関「どうした?急に」
特科「いや……なんか……俺の中でいろいろと辻妻があってきたというか……納得したというか……」

機関「なにがだ?」
航空「?」

特科「いや……こっちの話……(つまり……、こいつらの言う『S』は芸者かなんかだろうな……)」
機関「何一人で納得しているんだ」
航空「気になりますね」

特科「……いいんだ……なんでもない……」
機関「はぁ?なんだよ」
航空「?」

特科「……ただ一つだけ言わせてくれ」
機関「なんだ」
航空「なんでしょう」

特科「俺もエスプレイに連れていけ




はい!ということで、特科さんは意味を察しました!でも陸自側の『S』は教えない!ので、まだまだ続きが書けます!!wwまた思いついたら他の人のバージョンも書いてみたいと思いま~す!