【第16回MMD杯本選】W航空兵でStory of Hopeの動画解説

動画ご視聴ありがとうございます!
沢山の方に見ていただき大変感激しています。
また多くの宣伝を賜りこの場を借りて厚く御礼申し上げます!
本当にありがとうございます!




で、今回このページでは、蛇足かもしれませんが、せっかくなので動画説明をしたいと思います!歴史的なことに突っ込んだり若干感情的になっている文がある気がするので、動画を雰囲気でさらりと見たいかたはそのままで!w

とその前に基礎知識?として今回のメインである二人の航空兵について…。
まず、旧軍には空軍というものは存在しておらず、陸軍・海軍それぞれ航空部隊をもっていました。共通する所があまりないので、日本には性質の異なる二つの空軍があったレベルで考えていただければと思います。で、今回はその陸海軍それぞれの航空兵がメインで、舞台は主に空に関して動画を作りました。

あと、もう一つその前に!出ているキャラクターは私が考えたオリキャラで、それぞれ軍や兵科を擬人化しているものです。人のようで人じゃない存在なので戦後もそのままの姿で生き残っています。

では以下、わりとだらだら話します。

オープニング

オープニングは、それぞれの航空兵の姿です。ぱっと見は同じに見えるかもしれませんが、よく見ると、上から下まで違います。 着ている航空衣はもちろんのことブーツも違います。グローブだって航空帽だって違います。 体に巻きついてる緑のものはパラシュートをくっつけるもので縛帯(ばくたい)というんですが、型式は同じでも細部はちょっと違ったりします。ただ唯一ゴーグルだけは一緒です。(陸軍が開発したゴーグルを海軍が買ったそうで)

またそれぞれの航空兵の後ろに見えているのはそれぞれの代表的な戦闘機です。 陸軍の場合は隼、海軍の場合は零戦です。

オープニング

〔陸軍〕船から~隼飛んでるとこ

このシーンはマレー作戦のはじまりを表現したかったのであります!船は陸軍輸送船団です。それを護衛している隼という感じです。

船から~隼飛んでるとこ

〔海軍〕空母シーン

こちらはマレー作戦と同時期に決行された真珠湾のはじまりです。映っているのは赤城と加賀です。

空母シーン

〔陸軍〕陸軍上陸

短いシーンですが、隼が無事護衛を終え、陸軍が上陸した場面です。史実でも海上空中護衛を夜間荒天の中成し遂げています。

陸軍上陸

〔海軍〕真珠湾攻撃

こちらはそのまま真珠湾攻撃をイメージして作りました。 
ちなみに1番メインで写っている空母は赤城ですが、そこに実際に搭載されていた戦闘機の数と、零戦は赤城カラーを再現したつもりです。(赤城の場合は黄色い線、テクスチャを変更させていただきました。)

真珠湾攻撃

〔海軍〕陸地から飛び立つ飛行機

こちらは同じ海軍でもマレー沖海戦のはじまりを表現しました。
使用させていただいたのは一式陸上攻撃機(陸上攻撃機とは地上の基地から海上の敵艦を攻撃するもの)。
飛行機を見送るときは「帽振れ」といってみな帽子を脱ぎそれを振って見送りました。
(ちなみにこちらも機体のテクスチャをなんとなくマレー沖海戦仕様に変更させてもらっています)

陸地から飛び立つ飛行機

〔海軍〕洋上飛行~船爆破

一式陸攻の先に見える軍艦はイギリス海軍の「プリンス・オブ・ウェールズ」「レパルス」です。(モデル自体がなかったので他の船をちょっとお借りしてテクスチャを変更してなんとなくそれらしくしたつもりです…)
「プリンス・オブ・ウェールズ」は英首相チャーチルの虎の子、就航当時は最強といわれるほどの戦艦です。
これを日本海軍は空からの攻撃のみで沈めるという画期的な戦法で大戦果を収めたわけでして、それを表現したつもりです。(迫力は格段に劣りますが!!orz)

洋上飛行~船爆破

〔陸軍〕戦車夜襲

コメントにも頂きましたが、戦車の夜襲とは非常にめずらしいです。しかし日本陸軍はマレー作戦においてイギリス軍の強固な防御陣地を戦車にて夜襲。最終的には1日で突破・占領するという大戦果を収めました。
とまぁそういった出来事をふんわりと表現したつもりです。

戦車夜襲

〔陸軍〕パレンバン空挺作戦

コメントでもすでに「パレンバン!」とお言葉を頂きましたが、そうです「パレンバン」です!!今回この曲で私なりに一番のメインはここだと思ってパレンバンを持ってきました。

パレンバン空挺作戦

日本軍のそもそもの東南アジアにおける南方作戦は資源を求めてのことでした。
特に蘭印(オランダ領東インド・今で言うところのインドネシア)にあるスマトラ島のパレンバンは大油田地帯であり大規模な製油所があります。ここを攻略する事が目標でした。
そしてここを陸軍の空挺部隊によって占拠したわけです。しかも攻略した挺進兵は400人にも満たない人数です。挺進兵はまず空から飛び、敵陣地近くに降りてそこから戦闘を開始するというとんでもなく人間離れした精鋭部隊です。
(余談ですが、この挺進部隊は今でも陸自の空挺団に受け継がれています。この挺進兵は私のオリジナルキャラクターですが、私の中の設定では、現代では陸自の第一空挺団に所属しているという俺得設定があったりしますです!!)
 
というわけで、ここのシーンは一連の空挺作戦を表現しました。一緒に写っている隼は空挺部隊の護衛で、今回表現できませんでしたが、襲来する敵機に対して勝利を収めています。
(ちなみにここで登場させている挺進部隊の乗っている飛行機は今回の動画用に作りました。100式輸送機を表現したつもりです。部隊マークも挺進部隊のものをつけました。またパラシュートも作りましたが、もうちょっと開き方を研究したい今日この頃であります。)

〔海軍〕ミッドウェー海戦

シーン変わってこちらは有名?なミッドウェー海戦です。一般的にはターニングポイントといわれています。ミッドウェー海戦の詳細な推移はどこかで知っていただくとしてw、ここではシーンに合わせたおおまかな流れをご説明。だいたいこんな感じです。

日本空母陣に迫りくるアメリカ機。まず低空から来た戦闘機を零戦がとんでもない強さで迎撃。しかしそこで低空に引き寄せられてしまい、その直後、高度からの急降下爆撃でやられてしまう。これにて第一機動部隊の空母4隻を失うという大損害を出します。

ミッドウェー海戦

〔海軍〕〔陸軍〕地図および顔アップから船が燃え、飛行機が墜落していくシーン

この辺のシーンはその後の南太平洋あたりの死闘を表現したかったのです!(あれでも!!orz) ミッドウェー後も色々な戦闘ありますが、尺の問題もありまして…。

地図および顔アップから船が燃え、飛行機が墜落していくシーン

細かい所で言いますと、あの地図はソロモン諸島あたり。写っている空母は翔鶴・瑞鶴です。
陸軍のシーンで後ろにジャングルと兵が写っていますが、これはガダルカナル島などをイメージしてます。 良く見ないとわからないんですが、この二人のシーンは陸軍が海軍に呼ばれています。(目をこらすとドアノブとかうつっているんです!w)
なぜそうしたのかというと、南太平洋(というかもはや太平洋でしょうかね)辺りは海軍の所管という認識が陸軍にあり、飢餓の島と化したガダルカナル島の戦闘も、元々は海軍がそこに飛行場を作り、それを米軍にとられてしまったので、奪還すべく陸軍にお願いをしたわけです。
そういうわけなので陸軍の人員物資輸送・護衛は海軍がやることになりましたが、制海権・制空権の無い状態なので結果あの通り飢餓の島にしてしまいました。(それでも海軍は駆逐艦や潜水艦による輸送に努力はしています)

おっとシーンから大幅に膨らませてしまいました(この辺思うところが沢山あり、ついつい力説)。次いきます。白黒のシーンは龍驤が燃えています(第二次ソロモン海戦)。これは日米両軍の死闘と消耗を描きたかったのです。(力量不足でああなりました!すみません!!)

〔海軍〕〔陸軍〕零戦が飛び立ちその後隼と共闘シーン

ここはラバウルを意識してつくりました。出てくる戦闘機は零戦 21型。機体カラーはラバウルに派遣された「第3航空隊」のもの。(と思ってテクスチャ変更しましたが間違っていたらすみません!)
後に出てくる緑の機体は陸軍の隼です。(機体カラーは陸軍第11戦隊のものに変更したつもり。ラバウルに派遣された第一陣。部隊マークに稲妻)

零戦が飛び立ちその後隼と共闘シーン

ここにきて(1942年末頃)陸軍の飛行戦隊がラバウルに到着し陸海軍の飛行部隊が揃うという、個人的に感動してるシーンです。
ラバウルは元々海軍メインでしたが、陸軍の到着によりラバウル航空隊とは陸海軍の航空部隊のことをさしているのでああいう演出にしました。
ちなみにこちらも海軍の要請によるもので。消耗する飛行機と搭乗員に頭を悩ませた末に「そうだうち(日本)にはもう一つ航空部隊ある!陸軍の補充すればいい」ていうような展開(そう私に見えている)。
仲が悪いといわれている陸海軍だけど、陸軍ちゃんと送ってあげてるんだよ!っていうのをこっそり主張します。

〔陸軍〕B-29襲来

このシーンの前にも色々戦闘はありますが、尺の問題でここにきました。B-29といえば日本人の記憶から消えない名前かと思いますが、日本だってB-29を撃墜してたんです。
有名なB-29キラーといえば陸軍の屠龍部隊(主に北九州で活躍)だと思ったので、どうしても屠龍を出したくて出しました。モデルを作ってまで出しました!(粗い部分が沢山ありますが…あれでも努力したんです!orz)

B-29襲来

〔陸軍〕高射砲による撃墜及び空襲

高射砲部隊によるB-29撃墜シーン。実際に飛来するB-29を1番撃墜したのは高射砲による攻撃です。弾が届かないわけじゃないんです…撃墜してないわけでもないんです…配備されていないわけでもないんです…!アメリカの質量がはんぱないんです!アメリカによると出撃したB-29は3万3千。

高射砲による撃墜及び空襲

ただ機体数は4000弱(それでもすんごく多い)ですが、700機位失っているんです。B-29は機体もすんごく大きい超大型爆撃機で、並みの爆撃機とわけが違います。作るのだってお金もすんごいかかります。
 
高射砲部隊及び航空部隊による並々ならぬ努力でこれだけの戦果をあげたのは覚えておきたいなぁと思っている次第で、あと高射砲の存在をちょっとアピールしたかったのでああなりました。ちなみに本土上空防衛は陸軍の所管ですが、このときになると海軍航空部隊が陸軍の指揮下に入り一緒に戦ってくれたりしてます。

〔海軍〕大和に魚雷迫る

海軍が温存しまくった大切な大切な大和が沖縄戦を援護する形で出撃しますが、その大和を守る護衛の戦闘機もついていない状況で事実上の特攻作戦でした。あれだけ温存してこれなのか!!と心がぐっとくるわけなんですが、結局あらゆる方向から壮絶な攻撃を受け、複数の魚雷が致命傷となり大爆発の末、沈みます…。 そういうのを表現したくてああなりました。

大和に魚雷迫る

〔海軍〕〔陸軍〕特攻

ほんとにわずかなシーンですが、空母に対して突入している戦闘機を描きました。これは菊水作戦と呼ばれる特攻作戦をイメージしてます。この作戦も沖縄戦を援護する形で行われました。
この作戦の主導は海軍で、一部陸軍の航空部隊がその指揮下に入り一緒に特攻作戦に参加しました。

太平洋戦争(大東亜戦争)で戦闘機を見るとすぐに特攻と連想されがちですが、組織的に行われたのは終盤です。

特攻

〔陸軍〕陸軍戦闘シーン

こちらも一瞬しか写りませんが、沖縄戦をイメージしています。
最大の激戦地であり、日米両軍によるとてつもない死闘が繰り広げられます。日本軍は劣勢の中でも巧妙な陣地を築き(高地には重機関銃陣地、地下には洞窟陣地を築いたり等々)アメリカ軍の圧倒的人員・物量を前にも奮戦します。
あまりの死闘にアメリカ軍には精神患者も出るほどです。ですが最終的にはご存知の通りです。この辺の詳細はここでは割愛します。長くなりますし、涙なくしては…になりますので。

陸軍戦闘シーン

ラジオ

ここはコメントにもありましたが、玉音放送・つまり終戦を表現したくてあのように表現しました。実際屋外でみんなで一つのラジオを前に聞いているというような写真を拝見したのであのような描写になりました。

ラジオ

ブルーインパルス登場

青い空がしばらく続きその後出てくる飛行機はブルーインパルスです。すこし間が空いているのは時代の流れです。
ここでブルーインパルスにしたのは、ブルーインパルスがアクロバット飛行集団である(「夢・感動」を感じていただける展示飛行を目指している←空自のHPより)ことから平和的な雰囲気があり平和な世の中になった事を表現したかったのです。
またその他に、見上げる空は今も昔も変わらないといった雰囲気も入ってます。

ブルーインパルス登場

陸海空自

(表向きは色々ありますが)旧軍より受け継がれた意思を継いで、新たに国を守る存在としての自衛隊を表現しました。
また旧軍時代は陸海の仲の悪さゆえ多くの無駄・犠牲を強いることになったので、この三人には仲良くあって欲しいという希望もこめています。

陸海空自

ベンチシーン

あそこに座っているのは、動画中に出ていた旧陸海軍の二人です。お疲れ様等の暖かいコメントを頂きましてありがとうございます。ですがあそこであの二人はそれぞれ、陸自・海自の制服を着ています。
先に書きましたが、旧軍時代、陸海軍の仲の悪さにより大きな被害を出したので、それを反省して今は統合幕僚監部という陸海空自を統合運用する場所で二人一緒に働いてもらってるっていう設定を個人的にしていまして、それを私しかわかんないレベルで表現したっていうわかりづらい場所です…。

ベンチシーン

駆け寄る空自

空自が駆け寄る先にいるのは、旧陸海軍の航空兵です。これがそれぞれ空自の制服を着ています。戦後空自は陸海軍の航空関係者によって発足しています。やっと陸海軍の空部隊が統合されたわけです。それを表現したくてああなりました。
それぞれ陸自・海自にも航空部門はありますが、空を守るという意味ではやはり空自であり、空自ができた経緯も合わせて二人には空自になってもらった次第です。

駆け寄る空自

F-15J

最後に迫ってくる戦闘機は航空自衛隊の主力戦闘機F-15Jです。3機編隊なのは先に写った三人が一緒に飛んでたらいいねっていう願望です。

F-15J

という感じで大まかに…時には若干感情的になりながら説明してみました。
知識不足・認識不足による間違いがあったらすみませんと改めてあやまっておきます!

ではでは乱文失礼しました!