ぬるい追加設定 【ざっくり雰囲気編】

こちらは全体的な雰囲気について少し。あくまで私個人の意見、考えでなのであしからず~。

階級やポジションによる意識の違い

キャラクターはそれぞれ、自分の階級や置かれた立場によって基本的に考え方が違います。

一番階級が低い水兵は現場の仲間を思って人の命を意識します。
しかし、陸、海、大佐は作戦の遂行・成功に重きを置いており、人命という点ではシビアです。

中間的立場(上めですが…)である戦車兵の場合は、一部隊の長であり、直接命令して動く部下がいます。
手足の如く動く部下に対しての愛情はありますが、一方で与えられた任務を遂行しなくてはいけない立場でもあります。

上に行けば行くほど人命の意識が薄くなる傾向にあると考えますが、ただ一方で軍人であれば時には命を失うという認識は共通していると思います。

軍による違い

上記は階級やポジションによる違いでしたが、軍による違いもあると考えます。 陸軍の場合上と下の者が同じ釜の飯を食べる事は多々あります。本作品の将校達は前線にいる事も多く、兵達と同じ状況に陥る事もあったので、きっちりとした階級社会にある海軍将校と は若干違う部分があるかと思います。

ただ陸さんに関してはその気持ちもありつつも、やはり軍の全体の戦略、さらに元々の陸軍の規模の大きさ、政治、軍閥等色んな事が絡み、それら全てを背負っているので、また別格の苦労と考え方が存在しています。本作品の中でも飛びぬけて苦難の多いキャラです。 親友である歩兵をはじめ、陸軍団が協力し、寄り添う事はできますが、軍の象徴としての痛みや苦労をある程度理解できるのは同じ存在の海と大佐だけかもしれません。

そういう意味でも、本作品は基本的に陸さん筆頭に海軍の二人の物語になると思います。

自衛隊について

自衛隊については、旧陸海軍と比べて大きく違う所が多々あります。
旧軍時代は、徴兵制があり今以上に国民との距離が近いものでした。戦時体制になれば兵の数も増え、国民生活にも非常に大きな影響を与えます。また軍部の力も強く、陸海軍人が首相になれる時代です。他にも軍隊が進駐ならびに本土以外にも駐留するなど、今では考えられない状況が当たり前のようにありました。

一方自衛隊は専守防衛であり、日米同盟を基軸としています。また文民統制が確保されているという点で非常に大きな違いがあります。人員は志願制で、数は平時の旧軍と同じような印象もありますが、戦時になった場合、旧軍は桁違いに人員を増やす事ができたのに比べ、自衛隊の場合はできません。

大まかに書きましたが、旧軍と自衛隊では伝統を受け継ぐ部分はあるとは思いますが、根本的に大きな違いがあると私は考えています。

ひとまず

色々とだーーーーっと書きましたが、基本的に真面目にやるとかなりシビアな事も多々あり、作品内においてもそういう部分も含んでいますが、最終的に行きつく先は「平和」への願いです。

まぁ創作的にはRKKの世界観も楽しみながら作品を作っていきます!