大日本帝国陸軍 衛生兵

衛生1

衛生部唯一の象徴

呼び名は衛生(衛生兵)、また看護(看護兵)とも言われる。衛生部に所属し、職務は看護師。

衛生部は医師や薬剤師、看護師など衛生業務に従事する職員で構成されており、主に患者の診断や治療、病気予防を行い、また薬剤や衛生材料を取り扱う等、衛生業務全般を担っている所である。

衛生は看護に従事しているが、衛生部唯一の象徴として衛生部全体の機能を理解している。

※「衛生」の名称の場合、職務として(看護する人という意味で)の衛生兵の他に、国際法上広義的に使われる衛生兵や、また所属する衛生部などの意味も込められている。「看護」という呼び方については、元々看護を主とした兵を看護兵(古くは看護卒や看護手等)と呼んでいた為で、昭和12年にこれが衛生兵という名称に変更される。


医官を支え、慈愛と誠実をもって職にあたる

陸軍における衛生制度の歴史は古い。さかのぼれば明治初期になるが、衛生はその変遷を経て明治中期頃に生まれる。
階級は上等看護長(准士官・准尉相当)※1が長く、その後は看護官(尉官相当)に昇進。

平時は主に病院勤務※2であり、他にも隊付勤務をこなす。戦時には衛生隊や野戦病院等にも従事。いずれの場所でも医官を支え、看護兵(衛生兵)を管理し、陸軍の医療業務を支えている。

※1 元々看護を担う者(看護兵・看護長)は兵や下士官のみであったが、制度の変遷を経て士官まで昇進できるようになる。上等看護長は医師法の改正をうけ、明治末に新設。士官に相当する看護官は大正11に新設(ただ衛生自身が新設後すぐに看護官に昇進したわけではない)。
階級表記は「部」の場合「兵科」と異なるが、昭和12年に統一され、看護官であれば衛生尉官となった。例:『三等看護官→衛生少尉』『一等看護兵→衛生一等兵』
※2 陸軍病院(古くは衛戍病院、病院には一等、二等、三等などの区分がある。数が小さい方が大きい病院)


ビジュアル

戦時スタイルを想定して看護長という事から医療嚢を持ち、腕には戦時陸軍赤十字臂章をつけている。足元は編上靴に革脚絆である。
階級章は上等看護長(准士官)時代のもの。

また、勿論この他にも軍装の変遷や職務に合わせて適宜身に着けるものは変更している。

MMDモデルでは折襟の「九八式」にも変更可能。その際胸部には衛生部をあらわす深緑色のM字型胸章が付く。



衛生2

天使☆時々小悪魔

一人称は僕。
天真爛漫かと思いきや、その一方では肝が据り、困難な状況でも臆する事がないタフな性格をしている。そしてある程度の暴言も容姿でカバーをするという小悪魔的な所がある。

職務においては非常に有能で、同じ衛生部の軍医ら士官からも一目置かれる存在である。
また患者に対しては誠心誠意尽くし、死を目前にした将兵に対し、慈愛を持って寄り添い、看取る事も多い。

ただその反面、非常に厳しい状況下では十分な看護が出来ず苦しむ事も。また、将兵達を治し、再び戦場へ送り出す際には複雑な思いを抱く事もあった。

陸軍の象徴である陸に対しては、その健康に心を砕く。象徴は物理的に死ぬ事はないが、大事をとって入院させる事も。(但し、しばしば逃げ出されるという…)
陸を除く陸軍の象徴達に対しては、隊付勤務もあっていずれとも親交がある。
特に戦闘兵科達とは戦場での事もあり、割と気心が知れている。


現代

陸上自衛隊衛生科で看護師として働いている。階級は1等陸尉。
自衛隊中央病院をはじめとした各自衛隊病院、及び駐屯地医務室や部隊勤務をこなす。
また一方で陸上自衛隊衛生学校や防衛医科大学(看護学科)で教育支援をする事も。

他に、国際平和協力活動や災害派遣などにも従事しており、国内外問わずその力を発揮している。


象徴達の健康に気を使う

現代でも変わらず陸の健康を気遣い、その余波で陸の同居人である1佐に対してズバズバもの申す事も多い(1佐は「この小僧!」となるものの白衣の天使オーラ?にグヌヌする日々)。

陸以外の旧陸軍の皆さんに対しては、こちらも変わらず軽口を叩きながらもそれなりに気にしている。

また自身が陸上自衛官なので、勿論陸自の健康に留意しているが、病院勤務では自衛隊中央病院が多く、ここは陸・海・空3自衛隊の共同機関という事もあって、海自や空自に対しても心を配る。

その流れ?でその他の象徴達に対しても、その健康に対して一応は気にかけている(この書き方だと非常におざなりのようであるが、まぁ大体健康なのでね)。